部活系高校生が今さら映画『桐島、部活やめるってよ』を見たほうが良い3つの理由

2017.02.15 COLUMN

部活の悩みと言えば、スキルアップや大会成果が多いと思うけど、実はみんなが意外に悩むのが、ズバリ!

「人間関係」

そう、友達関係、恋愛関係、部活の上下関係やレギュラー争い、さらに女子にはあのコとは合う合わない、とかいう悩みが多いですよね。

これは部活に限ったことじゃないね。
クラスでも校外でも家庭でもあること。

さらには卒業しても、大学、会社、友達、近所付き合い、と永遠にそういう悩みは永遠に尽きないワケなんだけど、特に高校時代は、思春期だったり、まだ未熟だったり、自意識や集団意識が強かったり、恋愛や勉強も絡んできて、しかも学校という限られた空間の中だから、「人間関係」をうまく処理できないものなんです。

そんなアナタに見てほしい映画が
桐島、部活やめるってよ

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今さらだけど、7年前に公開されて、口コミで話題になり、日本アカデミー最優秀作品賞に輝いた日本映画屈指の名作なんですね!

青春映画で人気俳優が出てるんだけど、大人にも映画好きにも楽しめる本当にすばらしい群像劇なんです。

 

そして、今高校生のアナタに、ダンス部のアナタにぜひ見てほしい映画なんですね!

そうすれば、アナタもすぐに人間関係の悩みから解放される……ってワケじゃないけど、何となくラクになると思いますよ☆

 

高校のクラスにはいろんなヒト、いろんなグループいますよね〜〜。

イケてる女子グループ、体育会熱血系、オタクな男子グループ、地味系女子、とにかく嫌なヤツ、スーパーヒーロー的な絶対的モテモテ男子。と、それを囲むチャラい男子、などなど……。

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この映画では、「あ〜、いるいる!こういうヤツ!」ってディティールや俳優の演技が見事なんだけど、結局のところ誰もが一緒。それぞれの役どころを周りを伺いながら演じているだけで、その様子がなんだか滑稽に見えてしまうような描き方をされているんです。

それが、「桐島」というスーパー高校生が突如、部活を辞めることによって皆がアタフタとしてしまう。
高校時代の人間関係の弱さモロさ、脆弱さみたいなコトが描き出されます。

 

ココで学ぶことが1つ!

「今の人間関係なんて、大したコトない!」

そして、もう1つは

「好き」がいちばん強い!

 

東出昌大演じる主人公ヒロキ(ちなみに桐島クンは最後まで出てきません…)も、何でもできちゃうスーパー高校生なんだけど、それ故に思春期特有の虚無感に苛まれています。一生懸命やっていた野球もやめてしまうのです。

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しかし映画のラストで、映画部のオタク部長(神木隆之介)の一生懸命に触れて涙するのです。

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今やってることが将来どうなるかなんてわからない!

でも好きなことをとことん追求できる時間は素晴らしい!

人にどう思われようと、自分の「好き」には関係ない!

…そんなメッセージが込められた、東出くん神木くんの心が触れ合う素晴らしいラストシーンです。

 

最後は(もう近いことを言ってしまったけど)

「他人の目を気にするな!」
です。

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そのオタク部長に中学時代から心を寄せる女子高生(橋本愛)は、友達からの目や世間体を気にして、自分の気持ちになかなか素直になれません。
それどころかクラスのチャラいグループのやつと付き合ったりします。

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「彼と付き合ったら、あのコたちどう思うかな?」って気持ち、みんなにもあるでしょ?

それは異性じゃなくても、好きなモノ、趣味、ファッション、ダンス、etcに関しても。

とにかく学生時代は人の目を気にしがち。

 

それって本当に自分が好きなモノかな?

みんなが好きなモノだから、好きになってない?

そんな風に時間を過ごすのは無駄だし、いつまでも自分の軸ができないよ!

 

素晴らしいストーリーの中で、強く生きるメッセージや、高校時代の時間の貴重さを伝えてくれるオススメ映画の紹介でした。

 

ゼッタイに高校生のうちに見るべし!

 

ぶっちゃけ『君の名は。』より良いです!

文:石原久佳(ダンスク!)



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