箕面高校と鎮西高校が優勝！2018年「全日本高等学校チームダンス選手権」出場チームレポート！
2018.09.19 REPORT
〜大編成部門〜
01）日本体育大学桜華高等学校（東京）
サッカーW杯をテーマに、途中ストンプを交えて構成。チームワークの良さと気迫が伝わってくる。
02）大阪府立咲くやこの花高等学校
しなやかさとセクシーさが魅力。ソウルダンスの定番曲「One Night Only」で駆け抜ける。
03）宝仙学園高等学校（東京）
決勝初出場の１年生チーム。スプラッターメイクに気合いの入ったダンス。「スリラー」でゾンビに変化。随所にアイディア溢れる作品。
04）大阪府立池田高等学校
振り付け、音編集、衣装を生徒が手がける。自由の女神姿でアメリカをテーマに、学生らしい創意工夫が見られる楽しい作品。
05）専修大学付属高等学校（東京）
ハウスのカッコ良さ・楽しさを伝えたいという初出場校。群でのグルーヴの追求姿勢や風通しの良いフィーリングはこの大会には相性が良いだろう。
06）関西学院高等部（兵庫）
美しい星空を表現したという表現力が素晴らしい。構成力や盛り上げ方も印象に残る。
07）東野高等学校（埼玉）
体全体を使った大きな動きで今年も精力的に活動するダンス部。さすが踊り込んできただけの余裕と説得力が見られた。
08）大阪府立金岡高等学校
キレキレのソウル＆ワックを武器に余裕の笑顔で表現力も多彩。今後の躍進が期待できる。
09）福岡市立博多工業高等学校（福岡）
80〜90年代のヒップホップカルチャーを、カラフルに、そしてさわやかに表現。毎年の作風の変化が面白いダンス部。
10）大阪府立阿倍野高校
高速ファンクミュージックに合わせてロックダンスをカマす。コンビネーションや表情が良く、チームワークを感じさせる。
11）千葉県立幕張総合高等学校
大人っぽいしなやかでパワフルなノリ。関東からの出場常連校として存在感を見せた。
12）樟蔭高等学校（大阪）
樟蔭らしい幻想的な世界感が余韻とともに会場を包み込む。答えのない芸術世界を追い求める同校の作風はダンス部大会のアンチテーゼであり、リーダーとなる可能性を秘めている。
13）北九州市立高等学校（福岡）
金属の融合をテーマに複数ジャンルのスタイルをミックス。顔を出さないという奇抜なコンセプトを、さらに面白く転がすようなアクセントや工夫が欲しかった。
14）三重高等学校
相変わらずのキレとスピード感、チームとしてステージから発するエネルギーは格別だ。来年の躍進に期待できる。
15）大阪府立山本高等学校
ハウスダンスと同校の両輪スタイルであるソウルダンス。前半はしっとり、後半は情熱的に激しく展開。
16）群馬県立安中総合学園高等学校
今年の各大会でインパクトを残した、警官とヒップホップクルーのバトル対決作品。さらに迫力と気迫が増したようだ。
17）上宮高等学校（大阪）
高校生ならでのバネとスピード感で駆け抜ける。フィジカルの強さと確かなダンススキル、メリハリの効いた構成力でダンサージャッジから高評価を得た。
18）愛知県立昭和高等学校
懐かしい故郷への里帰りがテーマ。ハワイアンやサーフ音楽とのマッチングも良い。独自性・音楽性が高く、ダンス力とのバランスも良い。
19）福岡県立福岡講倫館高等学校
邦楽１曲使いのメッセージ性の強いダンス。途中の声出しがエネルギーとして作品に強い力を与えていた。
20）大阪府立泉陽高等学校
ワック＆ヴォーグの高いスキルに、選曲のセンスと音への表現力が高い。フォーメーションの多彩さも印象的。
21）沖縄県立小禄高等学校
ジャジィな選曲で大人っぽくスタイリッシュに構成。沖縄から出場校として今後に期待したい。
22）日本大学荏原高等学校（東京）
ジャンプや行進だけでもここまで見せる演出の妙が効いたエンタメ作品。ダンスのエッセンスを強めていけば、十分にこの大会でも戦えるだろう。
23）岡山学芸館高等学校
ブギウギに乗せた音楽性の高さが印象的。ダンス部の活躍が少ない中四国だけに、リーダー校として今後の奮起に期待したい。
24）大阪府立久米田高等学校
スピーディで立体的な展開、溢れるパッション。今夏の大会でもすべて準優勝という独自の久米田スタイルは今後どのように進化するか。
25）鎮西高等学校（熊本）
日本ダンス大会で大きなインパクトを残した感動作品。主役とストーリーを立てた演出は、同校のダンス力と表現力をさらに引き立たせ、審査員と観客の心に訴えかけていたようだ。
26）大阪府立箕面高等学校
小編成はスキル重視、大編成はさらにフォーメーションと構成力も交えてのパフォーマンス。確立された作風ではあるが、やはり他を圧倒する力は健在だ。
27）桜丘高等学校（愛知）
コンテスト文化のアンチテーゼと言えるようなパーティーグルーヴなダンスで見せる。選曲やカルチャー感、衣装のゆるさやシルエットなどにも、心憎いほどのこだわりが注入されている。
【結果】
〜小編成部門〜
優勝：大阪府立箕面高等学校
準優勝：福岡工業大学付属城東高等学校
３位：仙台城南高等学校
優秀賞：桜丘高等学校／大阪府立渋谷高等学校／精華女子高等学校
〜大編成部門〜
優勝：鎮西高等学校
準優勝：大阪府立上宮高等学校
３位：大阪府立久米田高等学校
優秀賞：樟蔭高等学校／大阪府立箕面高等学校／桜丘高等学校
文部科学大臣賞（総合優勝）：大阪府立箕面高等学校
特別賞：
最優秀コスチューム賞：大阪府立池田高等学校（大編成）
最優秀コレオグラフ賞：京都文京高等学校（小編成）
最優秀テクニック賞：京都文京高等学校（小編成）
最優秀チームワーク賞：三重高等学校（大編成）
＜TEAM1ソロバトル全国決勝トーナメント＞
▲毎年盛り上がるソロバトル大会。ハイスキルな学校代表者への応援合戦も見所！
＜審査員コメント＞
▲眞希コメント「もっと音楽性の突き詰めを！」
▲KENJIコメント「揃えるだけじゃないダンスの魅力を追求してほしい」
▲宮田健男コメント「ダンスは音楽の子供。隣に合わせるのではなく、
▲坂見誠二コメント「ストリート、ジャズ、
