【インタビュー】新しい学校のリーダーズ「好きから生まれるエネルギーって素晴らしい!」
2024.05.21 DANCE
【インタビュー】新しい学校のリーダーズ
好きから生まれるエネルギーって素晴らしい!
True Colors DANCE 2024で、個性登かな学生ダンサーたちとの感動のパフォーマンスをリードしてくれた「新しい学校のリーダーズ」。
近年の大ブレイクで、高校ダンス部にも大人気の存在になりました!
「個性や自由ではみ出していく」そして「青春日本代表」の彼女たちから、熱い熱いメッセージです!
3月7日の本番数日前、リハーサル後のインタピューをお届けします!
インタビュー&文:石原ヒサヨシ(ダンスク!)
▲True Colors DANCE 2024のドキュメンタリー動画はコチラ
>>ドキュメンタリー記事「True Colors DANCE 2024【感動ステージ】新しい学校のリーダーズ、涙のワケは?」
なんや、このエネルギーは!?
——リハーサルでTrueColors DANCEのメンバーたちと初顔合わせでした。最初に彼らのダンスを見せてもらった時に、すごく感動していた様子でしたね。
SUZUKA いや、もう、感動しました。思わず号泣しそうになって、危なかったです(笑)。なんか……すごかったすね。踊ることの美しさとか喜びを、また思い出させてくれました。
MIZYU はい、大事なことを思い出させてくれました。まさに「踊る本能」とか新鮮さとかをすごく感じました。自分たちもそういう気持ちでまた日々を過ごしたいなと思いましたね。本当にパワーを振りかけてもらった感じがして、ギューって心にしみました!
KANON ダンスならではのパワーってあるとは思っているけど、あんなに身近でそれを感じることは最近なかったんですよね。……すごかった!
SUZUKA 皆さんそれぞれ個性があって、それぞれがやっていることに深みを感じたし、ダンスが好きっていう純粋な気持ちも伝わってきた。踊ることでの体感とか自分のカラダと意識のつながりが、プワーってエネルギーになっていて……「なんや、このエネルギーは!」って!
RIN 自分たちもあの中に入って一緒にストンプした時、その振動で一体感ができて、ーつーつのステップに重みが入る感じでしたね!
▲リハーサルでの学生ダンサーのダンスのエネルギーに感極まったRIN。
ーー今回、学生ダンサーの中には、さまざまな障害のあるメンバーもいました。
SUZUKA ろうの女の子が手話通訳さんを見ながら踊っていて、その察知能力がすごいなって。あとダウン症の男の子がプレイクでフロアにバーっと入っていて、その無我夢中になっている姿に心打たれましたね!
RIN みんな、心からダンスを楽しんでるなって! ダウン症の女の子がストンプの練習の時に私に微笑みかけてくれたりして……。お客さんだけてなく、ステージですぐ隣の仲間と楽しみを共有する姿がいいんですよね!
KANON 車いすでもろうでも、ダンスが壁を壊してーつのものを作っていることがすごいなって思いました!
——参加メンバーは最初みんな、リーダズのリハ登場に驚いていたけど、リハが進むごとにすぐ馴染みましたね。その辺がリーダーズならてはの普通っぽさ、カジュアル感なのかなって。
MIZYU まぁ、根本的にカジュアルな人間なんで(笑)。
SUZUKA そう、カジュアルでナチュラル! そういうところから生まれる手作リ感・クラフト感が、世界に出ていった時の新鮮さや面白さにつながるんじゃないかと! 無理に高いレベルにいこうとすると、なんか自由じゃない感じがしてくるから。
——その辺がリーダーズの「個性や自由」、自分たちらしさでしょうか?
MIZYU そうてすね。いつも自分たちが心ときめくことを追い求めてやっている。だから今日もときめきました! 貴重なー回のステージ。みんなで感動を共有したいなって思います!
——『ダンスク!』の読者である高校ダンス部も日々、1回限りのステージに向かって日々練習を重ねています。
MIZYU そうですよね。私たちが日本武道館のワンマンの時も、同じような気持ちでした。リハでも心ときめく時もあれば、ズタズタになる日もあって……いろいろあるけど、何かを創るって、かけがえのない時間だなって実感しましたね。
ーー武道館ライプはたった4人でステージに立って、歌って踊って2時間。単純にスゴいな、ある意味ドMだなって思いました(笑)。
SUZUKA ドMであり、ドSですね(笑)。ワシらがお客さんに勝負している気持ちなんで!