【KoRocK】が「作品制作」をテーマにしたダンス向けワークショップを開催!
2025.08.02 DANCE
小学生からのチーム結成
アンダーからメジャーへの飛躍
ダンスチーム「KoRocK」は、名古屋で結成された幼馴染の3人組。
リーダーの泰智は、ダンス部大会のジャッジも多数、高校ダンス部カンパニー「Wonder School」で演出をつとめるなど、高校ダンス部にもお馴染みの存在。
Jは、ダンサーだけでなく、俳優やモデル、作曲家、アパレルデザイナーとしても活躍。
いっとんは、Dリーグ「CHANGE RAPTURES (旧SEPTENI NRAPTURES)」のリーダーとして大忙しだ。

▲左から、泰智、J、いっとん。
結成が小学生の時。まだキッズダンスというカテゴリーが存在する前の、元祖キッズダンサーだった彼ら。最初から自分たちで振り付けをこなし、その音ハメに強さや遊び心のあるコンビネーションは当時から抜きん出ていた。
「僕は小さい頃から母親にジャズダンスを習っていたんですけど、途中からストリートやヒップホップのカッコ良さに夢中になったんです。近所で同級生のいっとんがやっていたボイパに振り付けをつけてショーをやったのが、KoRocKの始まりですね。メンバーが増えたり減ったりする中で、他の学校のJも参加してきました。(泰智)」
当時の人気ダンス番組『スーパーチャンプル』が名古屋の中京テレビで収録していたこともあり、KoRocKは番組常連の人気ダンサーへと成長する。アンダーグラウンドのストリートシーンに憧れてダンスを始めた彼らは、縁と運と弛まぬ努力で、メジャーシーンへと駆け上がっていく。
「僕たちには先生もいなかったけど、毎日集まって遊びの延長でダンスをしていた感じです。番組のイベントやコンテストにもたくさん出させてもらった縁で、高校卒業時にプロダクションに誘われて、上京することになったんです(J)」
KoRocKとして、メジャーでの活動を模索しながら、Jといっとんは、コスプレ系ダンスユニットに参加。そこでは、いち早く武道館公演を成功させるなど、ダンスシーンを超えた活動を展開する。
一方、泰智はさまざなチームで本格的なコンテストで成果を残しつつ、アーティストの振り付けや演出などをこなし、メジャーとアンダーを往来するような活動に。KoRocKとして上京したものの、各自の活動は思わぬ方向へと広がっていく。
「そのユニットでは、ダンスファン以外のお客さんにどうやってダンスを楽しんでもらえるかを学びましたね。ダンスの可能性を感じたし、ダンサーとしてのこだわりを試行錯誤した日々でした。(いっとん)」
「ダンスは見てくれる人があってこそだから、僕らがカッコいいと思うものでも、見た人がそう思わなければ仕方ない。20代の前半の頃から、見た人が楽しいと思えるようなダンスを、僕らもプラスのマインドで表現できるようになったと思います(J)」
ダンスの楽しみ方を教えてくれる
KoRocKの自主公演
現在、12年間所属した事務所を離れ、KoRocKは再びチームとして結集。自主公演をはじめとする活動を再開させる。今年もKoRocK LIVE 2025「ころっく祭」を8月からスタートさせる。
◆2025年8月9日(土) ※前夜祭@unravel TOKYO
◆2025年11月16日(日)@名古屋レジェンドホール
◆2025年11月23日(日)@新宿FACE
>>詳しくはKoRocKウェブサイトへ
「僕個人がまた新しいステージに挑戦したいと思った時に、KoRocKでやりたい!と思って、2人に相談しました。子供の頃から、いろんな時代やそれぞれの活動を経て、今だからこそできることがあるんじゃないかと。ダンスチームとして、新しい形やステージが作れるんじゃないかなと考えたんですね。(泰智)」
「KoRocKのライブは老若男女に楽しめるものにしたいんです。ダンスってこんなに面白いんだ!ってことを伝えるために、いろんなダンスの見せ方・楽しみ方を知ってほしい!(いっとん)」
「KoRocKを知ってる人はより楽しめるものに、知らない人でも楽しんでもらえる自信はあります。“安心して知り合いを連れて行けるライブ”っていう評判をいただいてるんです(笑)。(J)」
「僕らはアンダーグラウンドのダンスのカッコ良さも知ってるけど、子供達が笑っちゃうようなダンスのあり方も追求したいと思ってます。そこでダンサーの新しい形を僕らなりに提供していきたいですね。(泰智)」
KoRocKのそういった活動を通じて、高校ダンス部員にも「ダンスの自由さ」を知ってほしいという。コンテストでも審査項目を飛び越えた決定打は、「面白かったからもう一度見たい」というポイントに尽きるんだ、と泰智は言う。
「高校生にも、もっとエンターテインメントの自由さを追求してほしいです。作品に制限はない。1つだけ縛りがあるとしたら、そこに“ダンス”があるということだけ。そう考えれば、もっと作品は豊かになると思います(泰智)」
ダンス部を3チームに分けて
作品作りを競い合うWS
そんなKoRocKが、高校ダンス部向けにワークショップを開催する!
通常のレッスン形式ではなく、作品作りをテーマにした特別企画だ。ダンス部を3つのチームに分け、それぞれメンバーがサポートしながら、制限時間内にダンスナンバーを作る、まさにワークショップと言える内容だ。
作品作りやチームワーク作り、初心者のレベルアップに悩むダンス部はぜひエントリーしてほしい!
>>エントリーは
info@d-s-k.jpへメール、
もしくはダンスク!のInstagramへDM
・高校名
・代表者名(顧問もしくは許可を取った者)
・参加人数
を明記して、エントリーしてください。
日程は、講師とスケジュールをすり合わせの上決定していきます。
▲かつて、泰智が神奈川県立市ケ尾高校を訪れ、驚きの作品指導をした時の映像。






