ダンスタ関東甲信越大会(A・Cブロック)から注目チームをピックアップ!
2019.08.09 HIGH SCHOOL
Cブロック
要注目チームをピックアップ!
いよいよ、全国8地区13日間行なわれてきたダンススタジアム地区大会も最後。
今日で、パシフィコ横浜で行なわれる全国大会出場チームが出揃います。
各地区ともに、台頭してきた新鋭校あり、涙を飲んだ実力校あり、盤石の強さを見せる強豪校ありと激戦が繰り広げられてきた。
Aブロック同様、出場校の中から気になったチームのみをピックアップしてみた。
ビッグクラス
1)広尾学園高等学校(東京)
椎名林檎の曲に乗せた情熱的なナンバー。メンバーの気持ちが全面に表われた素晴らしい表現力。
2)千葉県立四街道高等学校
不穏なムードの序盤から一気にファンキーに展開する構成が良い。ユニゾン、グルーブともにしなやかさが見られる。
4)東京都立清瀬高等学校
オリンタルなムードでの独創的な振り付けが良い。ワックを主武器にしたジャンルの幅広さも強みのひとつだ。
6)東京都立新宿高等学校
手振りを中心に群舞のテクニックを駆使して構成。自分たちの持てる武器で最大効果を得る手法が他校のお手本となるだろう。
8)長野県伊那北高等学校
ダンスはオーソドックスなヒップホップで、スキルも平均的なのだが、ストイックなビートの選曲が面白い。音数が多い学校が多い中、シンプルイズベストの好選曲だ。
10)二松學舍大学附属高等学校(東京)
関東のポップ強豪校。黒く蠢き、強く弾かれるストリートダンスの醍醐味に詰まったパフォーマンスだ。
11)駒澤大学高等学校(東京)
これまでの同校の作品の中でも、ユニゾンの精度と世界観の徹底度が抜群に高い。高度にフォーカスされた表現特有の緊張感が観客を魅了していた。全国でも注目を浴びそうな勢いだ。
14)中央大学杉並高等学校
いわゆるアラビアンもので、スキルはまだまだだが、ユニゾンやコンビネーションに相当な練習量がみて取れる。今後の飛躍に期待。
16)神奈川県立光陵高等学校
コミカルなアイディア作品が楽しい同校は、小道具大道具を使ってテーマパークを再現。ダンス部作品の多様性の1つと言える。
19)東京都立王子総合高等学校
スキルフルな数人のメンバーが全体を引っぱっている印象。結果、悪目立ちが見えてこないので、良いチームワークと言える。
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20)東京都立高島高等学校
まさかの「笑点」パロディ。この発想とチャレンジ精神に、会場から笑みがこぼれていた。ダンスというよりパフォーマンスとしての広がりを感じさせる。
21)東京都立第三商業高等学校
ミックスカルチャーで掴み所のない選曲と振り付け。独創性は高いので、ユニゾンやアクセントづけをもっと意識したい。
23)東京都立つばさ総合高等学校
手振りを効果的に見せる衣装が目を引く。とはいえ、しっかりと体幹で踊っているので、迫力を失っていない。
24)明秀学園日立高等学校
まるでマスゲームを見ているような淡々とした群舞。が、この世界観をダンス的に突き詰めていけばまた面白い可能性が見えてくるかもしれない。
28)東京都立大森高等学校
ありそうでなかったダンス☆マンのパロディ。フザけたことに技術と情熱を注ぎ込む青春の素晴らしさを感じる。
29)千葉県立松戸六実高等学校
踊りとビジュアルに無駄がなく、表現にクリアさがある。サカナクションの曲と世界観とも見事にマッチング。
32)山村国際高等学校(埼玉)
かなりのスピード感で高難度の振り付けを展開するチャレンジ作品。やや追い付いてない加減がどういう印象に映るか?
35)群馬県立伊勢崎清明高等学校
ステッキダンスにオールディーズな可愛らしい世界観。万人受けする作風で印象点が高い。
41)神奈川県立市ケ尾高等学校
同校得意のテンポの良いコミカル演出に、カノンや衣装の裏表を使った見せ方。労せずして得を取る、ではないが非常に合理的な作品の作り方だ。
42)神奈川県立横浜平沼高等学校
例えるなら、同志社香里を彷彿させるような芸術表現。ダンス技術、音感技術、集中力が素晴らしい。