優勝は大阪府立登美丘高校!DCC(全国高等学校ダンス部選手権)全チームレポート!
2020.11.01 HIGH SCHOOL
一般部門
B_1)三田国際学園高等学校(東京)
崩壊(じんこうちのう)
【77点】
ロボットダンスを基調に、ユニゾンやカノンに相当な練習量と練りこまれた構成力を感じさせる。中学部門が全国制覇をしている学校だけあり、これから伸びていきそうだ。尺を長く感じさせる密度の高い作品。
B_2)芦屋学園高等学校(兵庫)
気魄(きはく)
学生らしい爽やかで開放的な作品。ターンやリフトなどバレエ技術の精度も高いが、表現と技術のバランスが良い。
【82点】
B_3)宝仙学園高等学校女子部(東京)
進撃(しんげき)
同校ならではのインパクトと気迫に満ちた前半はクランプ的なスタイル。後半は得意の和モノ展開で駆け抜けた!
【84点】
B_4)武南高等学校(埼玉)
葛藤(いのち)
見違えるほどスキルアップした武南の女子チーム。まるで関西の強豪校を思わせるような ユニゾン力、気迫、表現力に満ちていた。
【83点】
B_5)大阪市立汎愛高等学校
貴鷹(きょう)
生徒振り付けによる動物テーマの作品が伝統。関西強豪校の地力の強さを見せつける。「あえて踊らない」部分の表現が出色だ。
【76点】
B_6)大阪府立北摂つばさ高等学校
寂寥(せきりょう)
構成力とフォーメーションで見せる作品。音が現場音のため、曲の迫力がほとんど失われてしまったのがもったいない。
【65点】
B_7)山村国際高等学校(埼玉)
光舞(ムーブ)
ダンスタの入賞作品で、高校生離れしたスキルと表現力が画面ごしでも伝わってくる。アダルトで芸術的な前半と後半のブルーノ・マースを使った親しみやすさとの対比が視聴者を引き込んだだろう。
【88点】
B_8)帝塚山学院高等学校(大阪)
闘禍(とうか)
重厚なテーマを高度な技術と表現力で見せる創作ダンス部。表情と視線の移動が武器なだけにオンラインではやや不利に感じたが、やはり地力は抜きん出ている。
【84点】
B_9)関西学院高等学校
塔壊(とうかい)
雰囲気のあるステージがアドバンテージになっている。ダンスも表現力とダイナミクスに優れている。音質もしっかり、ダンス映像としてしっかり気を遣われている。
【80点】
B_10)大阪府立花園高等学校
開華(かいか)
ユニゾンの細かさと精度が目を引く。展開とフォーメーションにスピード感があり、リアルで見たらさぞ引き込まれるだろう。審査員テリー伊藤さんの「男性的な要素と女性的な要素が同居している。こういうのはモテる!」というコメントが秀逸。
【75点】
B_11)樟蔭高等学校(大阪)
火鳥(ひのとり)
火の鳥の羽ばたきをシュールなリズム音だけで表現するという斬新なアプローチ。高い身体能力と技術は画面越でも伝わってくる。
【71点】
B_12)上宮高等学校(大阪)
迫力(ドープ)
作品名の通り、同校得意のドープな世界観を創出。ストリート系のダンス部が減ってきただけに、この伝統を守り続けてほしい。
【80点】
B_13)大阪府立堺西高等学校
耀華(レナトゥス)
高速ワックに定評のある強豪校だが、コーチの退任にも関わらず伝統を守るクオリティを見せつけた。
【74点】
B_14)桜丘高等学校(愛知)
超克(ちょうこく)
ここまでで初めてのBBOYチーム。スキルも高いが、ショーの作り方もよく練られている。男子ダンス部チームのお手本的存在として全国を引っ張っていってほしい。
【70点】
B_15)日本体育大学荏原高等学校(東京)
時世(ときよ)
オリンピックをテーマにエンタメ道を突き進む東京の元気印。スキルを自分たちらしい表現に使い切るアプローチが気持ち良い。
【81点】
B_16)東京都立狛江高等学校
海光(うみ)
水族館をテーマにした親しみやすい作品。構成とフォーメーションに安定感があり、多面展開や最後のリボンもアクセントとして良い。
【84点】
B_17)品川女子学院(東京)
未蝶(イモムシ)
いわゆるコンセプトものだが、適度なヒップホップ感とチャーミングさが魅力。構成力、展開の速さ、フォーメーションの多彩さ、衣装の色合いなど、先ほどの狛江同様にオンライン大会で有利な要素をたくさん持っている。
【87点】
B_18)東葉高等学校(千葉)
夜魔(ヴァンパイア)
やはりオンラインではコンセプトものは伝わりやすいが、表情をどこまで動画で表現できるかだろう。また、ステップに合わせて画面が揺れてしまっていたが、三脚に緩衝材を挟むなどすれば多少は解消できるのではないだろうか。
【65点】
B_19)兵庫県立高砂高等学校
自我(シュールモア)
シリアスでビートの薄い曲をしっかりダンスで表現し、ジワジワと世界観を作り上げる。テーマ表現が非常に芸術的。
【62点】