【WS募集】Ringo Winbee【インタビュー】世界的ポップダンサーが大学を休学した理由?!

2025.05.02 INTERVIEW

ポップダンスは
音楽をダイレクトに表現できる!

 

一見、どこにでもいそうな真面目で可愛らしい女子大生。

でも彼女が一旦ダンスシューズに履き替えれば、世界でもトップレベルのダンサーへ早替わりする。
Ringo Winbee、その名の通り、蜂のひと刺しと呼びたくなるような鋭いヒットと音ハメで、体の大きな外国人を倒していく様は痛快そのものだ。

ハットがトレードマーク、現在大学4年生の彼女は、キッズの頃から存在感抜群のバトラーだった。

「ダンスを始めたのは5歳でした。人見知りな子供だったんだけど、心から“楽しい!”と思えて、没入しましたね!」

ダンス経験者の父の指導のもと毎日4〜6時間の練習の日々。最初はヒップホップだったが、途中からポップの魅力にハマり、その時ついたダンサーネームが「Ringo Winbee」。

「音ハメが好きで、音楽をダイレクトに表現できるポップの快感にハマりました。女子にポップは難しいと思うかもしれないけど、筋肉がないぶん繊細でしなやかな動きができるし、他のジャンルにもすごく活かせるダンスなんです!」

やがて彼女は、ダンスアライブをはじめ世界大会でもされる存在に。特に中国では、彼女の影響でポップをはじめるキッズが増えたのだという。

「バトルは最初から勝てたわけじゃないんですよ。数をこなしていくうちに、 サークルの抜け方とかバトルの勝ち方、ジャッジやDJへの対策がわかるようになってくる。勝てるようになるとどんどん自信を持って踊れるようになるんです!」

 

これだけ練習したんだから
絶対にいける!

 

そんな彼女はダンスだけでなく、文武両道の学生生活。ダンスと勉強をしっかり分け、集中力を転化していくような短期集中型で、高校大学ともに優秀な学校へと入学する。

そして高校ではダンス部のリーダーとしてダンススタジアム全国大会出場へと導き(ストリートダンス協会賞を受賞)、大学ではダンスサークルでクルーを率いて、大会で見事優勝を果たす。6大学連盟の幹部にもなり、イベントの運営や他校との連携役もこなしていたという。

「高校でも大学でも、たくさんみんなで練習しましたね。初心者も多かったけど、教える時には、高いモチベを作ってあげることを心がけています。がんばれば結果が残せる!ということを信じさせるのが大事なんです。毎日の練習で、目標に行くまでの不安点を消していって、自信を持たせてあげる。これだけ練習したんだから、絶対にいけるだろう!ってところまで練習しました!」

 

K-POPとダンスで
繋がっていける世界を作れたら

 

現在、彼女は大学4年次を休学中。これからの進路を模索しているのだという。

「普通に就職できるように進学して勉強してきているんですが、これまでの自分のダンスキャリアを活かす道はないかなぁと考えています。1つは、私はK-POPが好きなので、K-POPとストリートダンスを融合させたイベントを始めているんです。ダンサーもそうじゃない人も、K-POPで繋がっていける世界を作れたらいいなぁと思っています!」

学業とダンスを両立させ、リーダーとしてオーガナイザーとしての経験も豊富なRingo Winbee。ダンサーの可能性を広げ、ダンスと何かを繋げ、新しい価値を創造する。その担い手は、新世代の当事者であり、プレイヤーであり、プロデューサーでもある、彼女のような存在なのだろう。

インタビュー&文:石原ヒサヨシダンスク!


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★Ringo Winbeeが主催するK-POP×STREET DANCEのイベント
アジュナイス」5/25開催!


Ringo Winbee
高校ダンス部訪問ダンスWS

世界的ダンサー「Ringo Winbee」から、ポップダンスの基礎を習おう。ポップ未経験の部活も歓迎!

★詳細
*日時:講師と学校のスケジュールを調整の上で決定
*場所:学校施設にて予定
*参加費:無料
*時間:1時間30分
*開催予定時期:2025年5月〜7月
*エントリー締切:2025年5月31日

★エントリー方法
『ダンスク!』のInstagramアカウント
@dansuku_magazine
をフォローして、DMに
「Ringo Winbeeワークショップ」と記入し
①高校名
②代表者氏名
③電話番号
④メールアドレス
⑤参加予定人数
を明記して送信してください。

あるいはメールでのエントリーも可能です。
上記の情報を記入の上、件名に「Ringo Winbeeワークショップ」と記入してメールをinfo@d-s-k.jpまでお送りください!



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