【中田フィッシュ=FISHBOY】ストリートダンサーが国政に出る理由【インタビュー】

2025.06.18 INTERVIEW

<<前編より

「どこの地方に行っても、悩みどころが“若者がいない”ということなんです。みんな東京に憧れて出ていってしまう。それは単純な話で、東京が楽しくて、地元には“出番”がないからなんですね」

その“出番”を作るために彼が考えるのが、お祭り支援=「③若者の居場所作り、出番支援」だ。
過去に訪問した、福山市のデパート跡地を再生したコミュニティ施設や、児童保護のNPO法人の話を楽しそうにしてくれた。

「そのNPO法人は、家がないコたちを保護しているのですが、とても明るい雰囲気なんですよ。スタッフさんに、プロレスラーや芸人さんやダンサーなど、舞台で活躍していた人たちがいて、そのコたちの閉ざされた心を開いている。ダンサーの一番すごいところって、心が開いるところ、人の心を開くのが得意だってことなんです」

言うまでもなく、中田フィッシュ氏の根っこはダンサー。国政を目指そうとも、ダンスを信じ、その可能性に賭け、どこまでも大きく広げようとしている。

「ダンスをやるって、人の心を開く能力を学んでいることなんです。ダンスをやることで、ダンス以外の道も開けていることを若いコには知って欲しい。英語ができれば社会で歓迎されるけど、ダンスは非言語という1つのコミュニケーション方法です。その力をぜひ社会に役立てていきたいですね!」

参院選の投票日は7月下旬の予定。高校3年生の一部も選挙権を持っている。日本の未来、自分の未来の「自分ゴト」はもう始まっている。

インタビュー&文:石原ヒサヨシダンスク!

【中田フィッシュ】
>>オフィシャルHP
>>X
>>YouTubeチャンネル
>>Instagram



  • 寄稿【市ケ尾】青春ど真ん中!生徒自主制作で全国2位!その難しさと素晴らしさ【山口先生】