プロダンサーTAKAHIROがダンス部サポート! 進学校「神奈川県立光陵高校」マジメさ弱点とは…?

2015.11.28 REPORT

どうしたら大会で勝てるのか? 自分のダンス部の弱点とは? そんな悩めるダンス部の救済企画!!!

TOPFIELD DANCE CENTER×ダンスク!
「DANCE CLUB SUPPORT」

ダンス部大会の審査員やダンス部向けフリーマガジン「ダンスク!」でもおなじみ、世界的ダンサーTAKAHIROさんが、限定2校のダンス部を徹底指導してくれるというTOPFIELD DANCE CENTER×ダンスク!のスペシャル企画☆

前回レポートした品川エトワール女子高校、そして今回レポートする神奈川県立光陵高校の2校が参加してくれました!

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品川エトワール同様、普段やっているいつも通りのアップからチェックしていきます。普段のストレッチや筋トレは間違っていないかな?

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曲ごとにきちんと決まったストレッチや筋トレ、基礎の動き、ロックダンスのミニルーティーンなど、とても内容の充実したアップメニューを黙々とこなしていく部員たち。

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細かく組まれたメニュー、そしてハードな筋トレを見たTAKAHIROさんも思わず「1年生、よく全部覚えたねぇ〜!すごい!」と感心!

 

そしてTAKAHIROさんのアドバイスタイム! きちんとやっている中にも、見落としがちなポイントがありました。

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「基礎練をするときは、“なんとなくできてる”じゃなくて、呼吸から合わせることが大事。」

品川エトワール同様、“呼吸(ブレス)”を指摘。

部長・副部長に基礎練のチェックポイントを伝授してくれました。これからの練習に活かせる、内容の濃〜い実践授業!!

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基礎練チェックの後は、大会作品を見てもらうことに!

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TOPFIELD DANCE CENTERの豪華な照明で本番ステージに近い雰囲気☆

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面白いテーマと表情もうまく出せていて、楽しく華やかな作品!!

 

「この作品のテーマを1年生に説明してもらおうかな?」

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TAKAHIROさんの急な質問にも、ハキハキと答える1年生。感心するほど、しっかり者の多いダンス部です。

 

でも、TAKAHIROさんがテーマについて質問したのには訳がありました。

「テーマは面白いけど、短い時間で見ている人に理解させるためには、伝わりにくい」

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どういう作品なのか、なにを表現したいのかを動きと音だけで表現しなければいけないのがダンス。客観的にどう見えるかを考えなくてはいけないんだね!

 

最後は、生徒からの質問タイム! 次々と手が挙がって、「形のないものを表現するときのコツ」「フリを早く覚える方法」など、みんなTAKAHIROさんに聞きたかいことがたくさん!

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普段言えなかった自分の中の葛藤や、周りの足をひっぱているんじゃないかという不安…話ながら泣き出してしまう子が続出。。。

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「心が優しい子には、こういう悩みがつきものなんだ」というTAKAHIROさんの暖かい言葉にまた涙。。

 

自分たちでは気づくことができなかった光陵高校ダンス部の弱点。それは意外にもこの学校の長所でもある「マジメさ」でした。

もっと外に飛び出す力を身につけてほしい! 思いきり楽しんで、それをお客さんに届けてほしい!そんなTAKAHIROさんの気持ちが、生徒にも伝わったはず!

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最後はみんなで「ありがとうございました!」

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終了後、部長さんにインタビュー!
「今日のTAKAHIROさんのレッスンはどうだった?」

アノウさん:
作品を作ったり練習している中で、不安だったことやわからなかったことを、TAKAHIROさんに一つずつ教えていただき、とても良い機会をいただきました。最初に言われた「呼吸を合わせる」というのは、今まであまり指摘されたことがなかったので、「根本的なことが出来ていなかったんだな〜」と自分たちでも驚きでした。

 

そして、TAKAHIROさんからも感想をいただきました!
「神奈川県立光陵高校 ダンス部はいかがでしたか?」

TAKAHIRO:
すごくチームワークが強い学校でしたね。意識も高くて、始めのアップはすごくハードで驚きました。光陵高校は、すごくまじめなので、“まじめゆえの弱点”というのが大きなポイントだったかなと思います。ダンスは人に衝撃を与えるものだから、内に入らないで外に飛び出す力を新しく作っていってくれたらいいなと思います。

 

みんなの意識を少し変えるだけで、チームワークやダンスにつながる! 普段から呼吸を合わせ、表情も豊かに踊ることで、きっと大会に活かせるはず☆ 次の大会で、成長した姿を見るのが楽しみですッ!

 

前回ご紹介した品川エトワール女子高等学校ダンス部のレポートはコチラ!!



  • コーチング理論を使って自分で自分を鍛える!