ダンス部は高校だけじゃない!中学ダンス部日本一の栄冠は強豪「同志社香里中学校」!
2015.12.14 REPORT
中日本予選大会、東日本予選大会、西日本予選大会を勝ち抜いた20チームが舞浜アンフィシアターに集結!
12月13日(日)舞浜のアンフィシアターにて行なわれた、『日本中学ダンス部選手権 全国決勝大会 Dance Stadium』
全国の予選を勝ち抜いた中学校ダンス部20校が参加しました!!
レポート:石原久佳(ダンスク!)
1)横浜市立茅ケ崎中学校(神奈川)
スピーディーなドラムロールに合わせたロックダンス。シック&キュートな衣装も好感度◎。合わせの精度が高い部分とそうでない部分の修正が課題か。
2)広尾学園中学校(東京)
叙情的なジャズスタイルでの創作性の強い高い作品。衣装や選曲のディレクションは良いのだが、アート性を表現するための基礎力やフィジカルの鍛錬がまだまだ必要。
3)トキワ松学園中学校(東京)
和テイストから終盤はEDMで盛り上げる。ややネタを詰め込みすぎた感はあるが、チームワークや構成の良さ、フォーメーションの妙が光る。
4)板橋区立板橋第一中学校(東京)【第3位】
蛍光塗料の鮮やかさが暗がりで光る。ダンスの色彩効果をよく意識された衣装。全員できる簡単なステップを徹底的に合わせていくことで、群舞としてのクオリティを上げるという素晴らしい見本だ。
5)同志社香里中学校(大阪)【優勝】
一気にキレとパワーが上がる。さすが関西の常勝校。何より、みなぎる「顔面力」に勝ちたい気持ちが現われている。大所帯が1つの生き物のように伸び縮み、グルーヴする様から、フィジカルの強さを感じさせる。
6)神奈川学園中学校(神奈川)
品の良さが漂う華やかな女子チーム。ダンススキルは正直まだまだだが、観客に好感度を与えるのがこのチームの個性だ。下半身を徹底的に鍛えていくと、今のダンスももっとダイナミックに映えるだろう。
7)川崎市立麻生中学校(神奈川)
定番とも言える和テイストの作品。それだけになかなか個性を出して行くのは難しいが、和のエネルギーやパッションを表現するにはまだまだ基礎体力が必要か。
8)和泉市立石尾中学校(大阪)
重心を低くしたヒップホップを大所帯で展開。ただし、衣装、選曲、振り付けともに平均的で抜きん出たものがなく、自分たちの個性や強みをまず1つ考える事が肝要かと思える。
9)椙山女学園中学校(愛知)【愛眼賞】
とにかく構成とフォーメーションが素晴らしいチーム。4つに分かれてムカデのようなタットをしたり、「絵ヅラ」の変化が目まぐるしく、観客を楽しませてくれる。
10)横浜女学院中学校(神奈川)
トレンドを意識したストリートな衣装が目を引く。自分たちが好きな格好で踊る、というのもチームの士気を上げる要素だ。フォーメーションを大胆に変えていくと、もっと変化に富んでいくのでは?