「高校生ダンスコンテスト -DANCE IN MOTION 2016 spring-」全チーム速報レポート!!!
2016.03.20 REPORT
日本工学院専門学校が主催する、
「高校生ダンスコンテスト -DANCE IN MOTION 2016 spring-」!
昨日3月19日に川崎市教育文化会館 大ホールで行なわれました☆
まずは本番前のロビーにてキャッチした、フレッシュなダンス部たちをご紹介♪
この日行なわれた本戦には、1月の予選を勝ち抜いた強豪校30チームが参戦☆
レポート:石原久佳(ダンスク!)
1)都立つばさ総合高等学校:Cahhhh
高校ダンス部には珍しい男子のみの12人ブレイクチーム。おそらく初心者が多いのだろうが、若さと体力で乗り切る。ブレイクの基礎技の組み合わせが多いが、今どきダンスミュージックに合わせたキャッチーな振り付けを入れても良かったかもしれない。
2)八王子学園八王子高等学校:NEW PER! OD
日本語曲と和をテーマにした衣装で、創作ダンス的な群舞を見せてくれた。フォーメーションや構成の鮮やかさが印象的。テーマは「女の色気と強さ」とのことで、難しい表現を彼女達なりに突き詰めてきた過程が伝わってくる。ソロをアクセントに使えればより良かったかもしれない。また、1曲目の音量レベルが低かったので、そのあたりの調整にも気を使いたい。
3)桐光学園高等学校:生命
カラスのような衣装、妖しげな選曲、創作要素の強いダンスと、オリジナリティの高い34人の大所帯チーム。ユニゾンの迫力に猛練習のあとが見て取れる。こちらも2曲目の音圧・音量レベルが著しく低く、演出としてもったいない部分であった。
4)桜美林高等学校:INSPIRE chum
ジャズダンスを基調した12人の創作ダンスチーム。途中、衣装外れがあったが、スカーフや巻きスカートなどの使い方が鮮やかで、テーマである「四季」が見事に表現されていた。揃えやメリハリや力強さはまだまだが、高校生らしい爽やかさが印象的だ。
5)さいたま市立大宮西高等学校:ARANEUM
この日初のストリートな11人ヒップホップチーム。1年生チームとは思えないパワーとグルーブ力を持つところから、ヒップホップダンスへの理解度が伺える。さすが入部オーディションを設けているダンス部名門校だ。
6)埼玉栄高等学校:Plus★Ultra【優勝】
男子のパワーやアクロバットをアクセントにおいた全ジャンル網羅の強豪チーム。序盤はテンポの早さについていけないメンバーが目立ったが、ソロプレイヤーの質の高さや、タットを用いたエンディングの畳み掛けるフォーメーションが秀逸。
7)県立百合丘高等学校:UP DRAFT
ジャンル選択のある練習法をとるチームだけあり、イカついヒップホップに挟み込まれた中盤のR&B表現が素晴らしい。メリハリの効いた衣装もセンスの良さを伺わせる。
8)都立清瀬高等学校:Spatio-temporal【3位】
スタイリッシュな衣装に身を包んだ「カッコいい3人組」。高校生らしからぬセンスと意識の高さがパフォーマンスの全てに詰め込まれていたが、少人数の良さと難しさが同居しているステージとも言える。
9)都立狛江高等学校:primevere
鮮やかな衣装で39人大所帯でのマーチングバンド的表現。シンプルな手振りやフォーメーションを徹底的に揃えることで、個々のレベルの差を補い全体のパワー感を上げるという高校ダンス部らしい見本となるチームだ。
10)関東国際高等学校:関東国際高校ダンス部
迷彩と蛍光オレンジを基調にしたヒップホップチーム。体幹の強さを活かし、軍隊をモチーフにした作品作り。ダンスはわりとオーソドックスだったが、行進とかけ声を使ったハケ方がインパクト大きく、こういった遊び心は本編に入れたいところだ。