ダンススタジアム 春の新人戦2016〜東日本ビッグクラス優勝は「神奈川県立川和高校」
2016.03.30 REPORT
31)昭和第一学園高等学校(東京)
和の女性の強さを表現したスピーディな作品。2曲目の和的なビートのみでいってしまうのもアリだったか。
32 )東京都立新宿高等学校
メリハリの効いた大所帯チーム。振り付けはいいので、のばす・とめる・しなやかさ・などの細かいニュアンスを身につけたい。
33)東京都立東大和高等学校
一気にストリートな雰囲気のカッコいいチーム。シェイクが印象に残る。チーム全体がBBBのakihic☆彡スタイルの影響を受けているような雰囲気。
34)東京都立武蔵丘高等学校(東京)
ロボット?宇宙的?なコンセプトから目まぐるしくシーンを変えて構成。よくある見せ方だけに、よりハイライトがほしいところ。
優秀校
35)神奈川県立鶴見高等学校
シンプルな衣装とバランスが良い。ノリの良さは特筆すべきところなので、もっと個々のスキルのバラつきを抑えていきたい。
36)東海大学菅生高等学校
こちらもユニゾンのバラツキが目立つが、さらに振り付けによって得意不得意が伝わってしまい、そのあたりが今後の練習ポイントか。
37)福島県立福島東高等学校
男女混成のヒップホップチーム。初心者レベルを脱したら、個性とアクセントをつけていこう。
38)東京都立足立新田高等学校
まるでミュージカルを見ているかのような、構成力のあるチーム。主役の存在感も高く、今後の作品のブラッシュアップに期待したい。
39)東京都立葛飾商業高等学校
囚人ネタからのコミカル〜ドラマティックな展開。最後の全員横並びがインパクトあり。
40)神奈川県立川和高等学校
衣装・コンセプト・選曲どれも群を抜いている。リズムダンスへの群舞の取り入れ方も秀逸で、トリにふさわしいチームと言える。
優勝
〜総評〜
年々レベルも参加校も上昇して行く13名以上のビッグクラス。同時に、関東と関西の作風もより顕著になってきているようだ。
依然オールドスクールのダンス力が強い関西勢に対して、関東勢は創作ダンスの匂いを残しつつ、群舞でコンセプト勝負を仕掛けてくる傾向がある。
特に準優勝だった品川女子学院や優秀校の横浜平沼高校は、前年に続いて親しみのあるエンターテインメント性で進化してきた。
3位の千葉敬愛や優秀校の幕張総合の、体幹の強さと展開の速さを活かしたヒップホップの強さももはや伝統と言えるだろう。
今回の新人戦をまた進化させ、夏の大会本番へ臨むのか、結果を受けて路線変更していくのか、そのあたりも見どころだ。
明日は「スモールクラス」のレポートをUPします! お楽しみに♪
【ダンスタ春の新人戦 東日本大会 結果】2016年3月30日
ビッグクラス優勝
神奈川県立川和高校
ビッグクラス準優勝
品川女子学院高校
ビッグクラス3位
千葉敬愛高校
ビッグクラス優秀校
神奈川県立横浜平沼高校
都立狛江高校
都立武蔵丘高校
千葉県幕張総合高校
神奈川県立市ケ尾高校
スモールクラス優勝
日出高校
スモールクラス準優勝
神奈川県立川崎北高校
スモールクラス3位
埼玉県立新座高校
スモールクラス優秀賞
埼玉市立大宮北高校
神奈川県立大和西高校
都立清瀬高校
神奈川県立磯子高校
城西大学付属城西高校
ベストビジュアル賞☆都立江戸川高等学校(スモール)
ベストインパクト賞☆神奈川県立大和西高校(スモール)
ベストスマイル賞☆神奈川県立鎌倉高校(ビッグ)
ストリートダンス協会賞☆明治学院東村山高校(ビッグ)
ビッグクラス横浜市長賞☆神奈川県立大和西高校
スモールクラス横浜市長賞☆茗溪学園高校