「都立武蔵丘高校」の校風が育てる“自主性”と“コミュニケーション力”
2016.12.08 REPORT
70年以上の歴史を持ち、広い視野と豊かな感性を培うことを理念としている、都立武蔵丘高校。
指定日以外は私服登校が許されており、生徒たちの個性や自主性を尊重する自由な校風が特徴です?
▲大会へは積極的に参加。今夏は「幼稚園児」をテーマに、お菓子を奪い合うという可愛らしいストーリー展開で楽しませてくれた!
同校ダンス部は学年全員での大会出場を基本とし、作品は全て部員たちで制作。
テーマを決める際には、全員から意見を出し合い、衣装やストーリーも含めたプレゼンテーションを重ね、1〜2週間かけて慎重に決定するんだって??
▲部長さんを中心に、話し合いながら動きを細かく確認していく!
▲移動鏡の裏には大会への意気込みがたくさん書き込まれている!
「気になることがあれば、何度でもミーティングを重ねることが大事だと思っています。結果も大事だけど、このメンバーで踊れるという限られた時間やチームの絆を大事にしたいです」と答えてくれたのは、部長の古田さん。
初心者、経験者、さまざまな個性の部員が一丸となって大会に挑むためには、何より日々のコミュニケーションが重要で、そこでお互いの信頼関係を築いていくのかがカギとなるんですね?
▲文化祭に向けてのグループ練習。アイドルグループのカバーダンスや、人気邦楽曲でのオリジナル振り付けなど、楽しそう!
生徒主導での活動を伝統とする武蔵丘ダンス部✨
自由だからこそ部員一人一人が責任を持って行動し、仲間たちと意見を共有し支え合いながら目標に向かって努力する。
ダンスの上達だけでなく、人間力を高めるという部活動最大の意義を感じました‼️
都立武蔵丘高等学校 ダンス部
■部員数:51人(1年26人/2年25人/3年 引退)
■女子50名/男子1名
■活動時間:週5〜6回/平日2時間、土3時間
■ジャンル:ガールズヒップホップ、ロック、フリースタイルなど
■最近のおもな成績:「高校生ライブ MUSIC DAYS 2015 FINAL」準グランプリ、「ダンススタジアム関東・甲信越大会」横浜市長賞など
■振り付け:生徒が制作し外部コーチがチェックする。