復興の地・仙台5校がダンスで鍛錬・交流・挑戦!ポカリ×ダンスクWS:クマPOO編
2017.02.16 REPORT
いま高校生のみんなは2011年の東日本大震災のことはどれぐらい覚えているかな?
おそらくその時みんなは小学生。
特に被害の大きかった東北地方の子供達にとっては、大きな傷となる出来事だったに違いないでしょう。
今回の「ガチDANCEサポート」は、宮城県内から5校が集まって「ダンス部交流会」として開催されました!
会場となったのは松島町文化交流会館。
沿岸部にある施設だから、まだ周辺には震災による被害や修復の跡が見られます。
この日集まったのは、宮城県松島高校、仙台市立仙台高校、東北学院榴ヶ岡高校、宮城県古川工業高校、仙台城南高校の100名近いダンス部員。
特に、古川工業と仙台城南は、全国大会に出場する県内の強豪校だね。
同じ県内といえど、普段はあまり交流がないというから、この日のワークショップは交流をメインにメニューが組まれています。
インストラクターを務めるのは、クマPOO aka JUNYA!
そう、ダンス部のコーチとして実績を重ね、自らも全国ワークショップツアーを行なうダンス部界の名物ダンサーコーチなのです。
まさにクマのプーさんを思わせるほんわかキャラだけど、得意ジャンルはヒップホップ〜クランプと、意外にイカついのだ。
基礎トレーニングは、いきなりクランプの動きを応用したもの!
拳を握りしめたまま前後左右にパンチを繰り出し続け、疲れても腕が痛くなってもやり続ける!!
これは相当な筋力が必要ですねー。
女の子たちは超キツそう!!
ひとしきり終わったあとはポカリでブレイク〜☆
さっき決めたグループで交流しながら、クマPOOさんへの質問を考えます。
「良い振り付けを考えるには?」
「部活ないのイザコザを解決するためには?」
「印象の良い衣装は?」
なんて真剣なものから、
「体重は何キロですか?」
「なんでクマPOOなんですか?」
…なんて質問まで、大いに盛り上がりました!
その後の振り付けでは、シェイクというしなやかな動きを取り入れたヒップホップスタイルをレクチャー。
そして、振り付けの中盤部分は、各グループごとにフリーで振り付けを考えてもらいます。
制限時間30分で4エイトを考える。
それをミニミニ発表会で披露してもらうことにしたから、さぁ大変!
まだ会ったばかりというのに、いきなり振り付けを考えて披露するのです!
とりあえずワラワラと相談するグループ。
リーダーを決めて、その子を中心に構成していくグループ。
男女に分かれて、得意のダンスを2エイトずつ考えるグループ。
この日の目的である「交流」が目に見えて活発になる瞬間です!!
普段はシャイな仙台の高校生だけど、やっぱりみんなで力を合わせた時には強いね!!
その後の発表会では、思い思いのパフォーマンスを披露。
出来にはみんな満足してないみたいだったけど、協力して出来上がったパフォーマンスには、個性や苦労のあとが見られてクマPOOさんも喜んでいました!
最後は全員でフリを踊って大盛り上がり!!
これまでの「ガチDANCEサポート」でも、最高の内容と盛り上がりだったこの日の模様を映像で見てみましょう!!