スモールクラス優勝は東野高校!2017年ダンススタジアム春の新人戦東日本大会
2017.03.30 REPORT
春休みのダンス部大会といえば、ダンススタジアム(日本高校ダンス部選手権)?春の公式大会?=「春ダン」ですね!
DANSTREET/ダンスクでは、昨年に続いて3/29横浜文化体育館での東日本大会にお邪魔しました!
年々出場校も増えて、会場の横浜文化体育館は大にぎわい。
東日本大会は、ビッグクラス/スモールクラス合わせて70チーム、中日本大会は20チーム、西日本大会はなんと!116チームの出場です!!
高校でダンスを始めてから1年足らずの初心者にとって初の大会出場であったり、夏の大会へ向けて新ネタを初披露する強豪校の新2年生チームがいたりと、今年の傾向がうかがえる大会でもあるのだ
レポート:石原久佳(DANSTREET/ダンスク!)
写真:川崎麻由/渡邊優乃
〜スモールクラス〜
1)目黒学院高等学校(東京)
ダンスバトル風に2チームに分かれて構成。まだまだ線の細さが目立つので、基礎力強化とリズムアクセントの共有を図りたい。
2)東京都立福生高等学校
女子高生ミニスカポリスと男子メンバーによるコンセプトもの。男子メンバーの活かし方とスキルアップで、これからの可能性が広がりそう。
3)広尾学園高等学校(東京)
エモーショナルな表現力と高貴なセクシーさに定評のある同校の新作。昨年よりもメリハリとグルーヴが強化されたようで、今年も期待大!
4)柏木学園高等学校(神奈川)
会場で目立ちまくっていた「巫女」チーム。水カン「鬼が島」もセンスよく散りばめられ、世界観に奥行きや怪しさもあり、この日の和モノではナンバーワンの出来。
5)日体桜華高等学校(東京)
体育系だけあって、よく鍛えられた体の強さと練習量がうかがえる。ダンスもスポーツもやはり集中力が肝要だ。
6)神奈川県立川崎北高等学校
強めのヒップホップが見どころの強豪校。伝統のストリート感はそのまま、踊り込みによってもっと大きく強く踊れるポテンシャルが伺える。
7)茗溪学園高等学校(茨城)
ピンクレディーや山本リンダを使った登美丘高校系のエンタメ作品。キレとユニゾン力をアップさせていけば、そのままネタの面白さがあがっていくはず。
8)浦和学院高等学校(埼玉)
気持ちよいバウンス感を持ったヒップホップチーム。初心者でも、まずは跳ね方・伸び方・ノリ方をきちんと覚えていけば、どんなダンスも楽しくカッコ良く踊れる、という好例だ。
9)神奈川県立横浜緑ヶ丘高等学校
東日本では珍しい部類の少人数ロックチーム。メンバー間のスキルのばらつきや、得意/不得意の動きがあるようなので、その隙間を埋める様に練習していこう。そして、ロックは間(マ)を作るのもポイント。
10)横浜清風高等学校(神奈川)
ストリート感たっぷりの4人組ヒップホップ。まだ技術的にはアラがあるが、メンバーの個性は強く伝わってくるので、そこを消さずにチーム力をアップしたい。