ビッグクラス優勝は神奈川県川和高校!2017年ダンススタジアム新人戦東日本大会
2017.03.30 REPORT
スモールクラスに続いて、ダンススタジアム(日本高校ダンス部選手権)春の公式大会「ビッグクラス」の全チームレポート!
東日本大会、昨年に比べて全体的にとてもレベルアップしてます!
レポート:石原久佳(DANSTREET/ダンスク!)
〜ビッグクラス〜
1)八王子高等学校(東京)
華やかなスイングジャズに乗せてビッグクラスらしいパフォーマンス。シンクロやカノン展開の揃い方など、よく練習された様子が伝わる。
2)東京都立武蔵丘高等学校
こちらもスイングジャズ的な展開から、ステッキをうまく使ってアクセントを作る。冒頭から、東日本の1年生のレベルアップに関心!
3)埼玉県立蕨高等学校
とてもバランスの良いチーム。適度なストリート感に、選曲や衣装のトレンド感、男女の踊り分けなど、初心者チームとしてはお手本にしたい出来。
4)神奈川県立大和西高等学校
ヒップホップに怪しさとエキセントリック風味を混ぜて構成。立ち位置の精度を上げると群舞の迫力が見えてくるだろう。
5)東京都立葛飾商業高等学校
女性の強さ・美しさ・しなやかさを表現したヒップホップ。構成やフォーメーションも良く、一気に楽しめる。
6)武南高等学校(埼玉)
こちらもメリハリの効いた構成とフォーメーションで見せる女性チーム。今年の1年生は本当にレベルが高い。ダンス部の盛り上がりと注目度がそういう状況を作るのだろう。
7)神奈川県立市ヶ尾高等学校
蛍光色カツラ系エキセントリック表現チーム(?)。ダンス力は高くはないが、踊らない部分の見せ方・楽しませ方がうまい。
8)千葉県立松戸国際高等学校
初心者らしいヒップホップチーム。大人数がパラパラと踊っている印象があるので、立ち位置やフォーメーションでの見せ方、踊るテンポの緩急などを工夫したい。
9)日本大学明誠高等学校
これは面白い。よくある警察vs泥棒のストーリーものだけど、両者の対比構造をきちんと振り付けに活かし、スキル不足を補った好例だ。
10)東京都立深沢高等学校
今どきヒップホップに定評のあった同校だが、意外に和モノのアプローチでスタート。選曲、ミックス、緩急がうまい。