実録ダンス部ドキュメンタリー!実践学園中学高校、USA Nationals大会挑戦への道!(前編)
2017.04.13 REPORT
ダンス部といっても最近は全国規模の大きい大会や、1年生のみが出場できる新人戦など、大会自体が増えているよね✨
大会まではどうやって練習したらいいんだろう?
他の学校ではテーマや衣装はどうやって決めているの?
大会の当日はどんな雰囲気なの?
などなどの疑問があるはず。
ということで今回は、ダンスクやDANSTREETでもおなじみの実践学園中学高等学校ダンス部“Beat!x”に密着して3月27日に行なわれたUSA Nationals2017に出場するまでを追いかけました??
実践学園ダンス部の過去紹介記事はコチラ>
実践学園ダンス部が大会に出始めたのは今から8年前。
チアを踊る部員とヒップホップなどのダンスを踊る部員に分かれているため、どちらも一緒に出れる大会ということで、構成やストーリー性を審査してくれるUSA Regionals大会に出場することを決めました!
そして6年前からは予選であるUSA Regionalsを通過し、全国大会であるUSA Nationalsに進出して、昨年は全国4位となかなかの好成績を残しているよ?
▲こちらは校舎に掲げられたダンス部の垂れ幕
学校でも大きく取り上げられていて、今では女子の部活人気No1?
毎年、USA Regionalsが1〜2月に行なわれ、USA Nationalsが3月の末に行なわれます!
6月に3年生が引退するため、そこからは1、2年生のみの活動になりますが、大会のない時期は体力作りやアイソレーション、基礎のリズムやステップ練習を中心に行ない、大会に向けてのベースアップをしていきます??
そして大会に向けて本格的に動き出すのは、文化祭が終わった9月ごろ!
実践学園では選抜メンバーがコーチと共に振り付けを考えるスタイル!
今回の選抜合格者は14名。USA大会では、実践学園ダンス部としては初のスモール部門(3〜14人まで)に出場しました?
こちらがスモール部門に出場したチーム【BEAT$BOX】の衣装☆
今回は1950年代に流行った『ロカビリー』がテーマ!
2年生がコーチとともに、メンバーのキャラやイメージに合ったテーマをミーティングをして考えました。
今年は「元気いっぱい!」「明るい!」「面白い!」というテーマで、ビビットやカラフルなイメージの元、『ロカビリー』になったんです?
衣装は、ピンクと青の反対色を組み合わせたロカビリー風スカート?
髪型もお団子に大きなリボンで可愛らしい?!
こちらはラージ部門(15人以上)に出場した【SUPREMERS】
宇宙をテーマにした今回の作品では、部員たちで全ての振りを作ったんだって!
曲も宇宙らしさを重視して選びました?
衣装は、みんなのイメージを詰め込んだ前後ろの色が違う宇宙服!
ワッペンを貼ったりと、細かいところまでみんなのこだわりが入っています♬
前髪をオレンジにすることで、奇抜な宇宙人をイメージしました❗️
〜大会までの練習の様子〜
大会までの練習は、ストレッチや体力トレーニング、アイソレーションを部員全員で声を掛け合い進めてきました??
ここでは、その様子をご紹介!
▲ペアになってしっかりサポート!
数ヶ月に一度は全員で柔軟チェックをします?
▲これも体力トレーニングの一種
タックジャンプやもも上げなど短時間集中で追い込みます?
▲体幹は方向を変えたりして3分間行ないます
辛くなってきたら部員全員で声を掛け合いひたすら頑張る?!!
その後、各チームに分かれての練習!
チーム練習では、部活で他の部員から言われたことを中心に練習していくよ!
最後は大会に出場するチームがみんなの前で作品を通して、評価をもらって次の練習の参考にします
▲瞬きをしないのが演技の最初のポイント?!
▲大技を決めてラストの曲に向けてノリノリ〜??
▲「もっと笑顔で!!!」
前で見ているチームからの檄が飛びます?
▲練習でも最後の最後まで気を抜きません!
実践学園ダンス部は部活動ができる日が週に3回と、他校よりも圧倒的に少なく、一回の練習時間もだいたい2時間ほど?
だけど、時間がない中で大会までの間は作品や振りに対するミーティングを重ねていきます!
▲チームごとに集まって早速今日の通しの反省会
▲踊っていて思ったことはすぐに意見交換をしてイメージを合わせていきます?
▲3台あるipadは歴代の卒業生からの贈り物?
これで通しの動画を撮ったり、重宝しています!
練習を重ね、作品の完成度やチームの絆を深めていったダンス部?✨
果たして、実践学園ダンス部の挑戦はどうなる!?
次回、いよいよ本番当日です!
>>後編へ続く!