先生たちが作る全日本高等学校チームダンス選手権2016年大編成優勝は「安中総合高校」

2016.09.21 REPORT

11:椙山女学園高等学校(愛知)
赤キャップとベルトが高校生らしく可愛いヒップホップチーム。細かい動きや遅い動きをもっとダンスらしく見せていくことが課題か。

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12:鎮西高等学校(熊本)
ビートルズ「レット・イットビー」を使い、主役を明確に立てた構成。全体をやや忙しく振り付けている気がするが、基礎技術や表現力は非常に高い。
【優秀賞】
【大小合わせての総合優勝(文部大臣賞)】?

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13:梅花高等学校(大阪)
シスターをテーマに、荘厳からファンキーへ展開。いわゆるコンセプトものだが、ダンス力・チーム力は高く、見る者を救うような(?)教会コンセプトを感じさせた。

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14:千葉敬愛高等学校
伸び縮みが気持ち良いR&Bから、後半は強力シンクロをするパンキングで圧倒する。曲展開も観客の心理操作をとらえていて心地よい。今年の関東ではインパクトを残したチームだ。
【優秀賞】

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15:大阪府立泉北高等学校
蛇をテーマに地をはうような迫力のダンスを見せる。動きは派手だが、なぜか地味な印象を与えてしまっているので、衣装やテーマ性や表情の揃え等に気を使いたい。

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16:北九州市立高等学校
大所帯をパラレルに使ったり、フォーメーションを巧みに使ったりと、ステージの焦点を効果的に散らす演出がうまい。プラス、ダンスを楽しんでいる意識も伝わってくる。

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17:東海学園高等学校(愛知)
不穏なムードから徐々に展開をアグレッシブにしていく構成がうまい。展開を読ませず、不安感を煽るというのは良いダンス演出のひとつだ。ただし、動きを無機質にしたいのか、生っぽくしたいのか意図が伝わりにくい部分があった。

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18:大阪府立泉陽高等学校
出場校中で最もビート感が薄い楽曲ながら、自らのダンス力でリズムを作り出すアプローチが素晴らしい。創作ダンス的な群舞やスカートの使い方なども他校には真似できない突出した独自性だ。
【ベストコスチューム賞】
【最優秀】

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19:群馬県立安中総合学園高等学校
おそらく今季のダンス部大会では突出したコンセプト立てが出来ているチーム。ダンスでホラー的なイメージを生み出せているだけですでに別格。ダンスの基礎力も高いのだが、それを意識させないほど表現として伝わってきているのは、一級のエンターテインメントである証拠だ。
【優勝】

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20:宮城県立古川工業高等学校
大所帯でこれぞ90’sというヒップホップを展開。男子の元気のよさも目立ち、パーティっぽさが印象的。大きい動きだけでなく、小さい動きのリズム取りにも気を付けよう。

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