なんと全校生徒の15%がダンス部員!「市立川口高校」の意識の高さ!
2015.10.27 REPORT
今はリズムダンスやストリートダンスを主体にやっていても、その昔は「創作ダンス」だった…なんてダンス部は意外に多い。
それも当然、20年前はヒップホップダンスなんて一般的にはなっていなかったからねー☆
それがダンス部と言えば、当然ストリートやヒップホップが主流になっているのも時代の流れ。
今回『ダンスク!』で取材に訪れたのは、埼玉県川口市立川口高校。
読売ジャイアンツの名投手、斉藤雅樹選手の母校だから部活動も盛んなんだ!
ダンス部の創部は1966年で、なんと49年前!
当然そのときは創作ダンス部で、16年前ぐらいからストリートダンスに移行してきたんだって!
部員は、すでに引退した3年生も合わせると135人!
全校生徒が897人なので、なんと学校の15%がダンス部員なのです!
主な実績は…
★NHK『スクールライブショー』『ダンス実験工房』出演
★ダンススタジアム全国大会に3年連続出場(平成24年特別賞/平成25年審査員特別賞)
★DANCE@LIVE 2015 FINAL出場
などなど輝かしい、最多までも有数のダンス強豪校なのです!
そして、同校の環境の最大の特徴、というか羨ましい限りのところは…
「ダンス場」があること!
そう、ダンス部専用の、広々とした、鏡付きの体育館なのです!
ダンス部のほとんどが、体育館を他の部と共有したり、冬でも外で練習したりしているのがほとんどのなか、かなり恵まれた環境ですねー☆
練習を覗いてみると、和気あいあいの楽しそうな雰囲気のなか、練習時間が始まると表情がキリっと一変!
ガチガチの体育会系というわけでもなく、ユルユルのサークルというわけでもなく、とてもメリハリの効いた、ダンスに対する意識の高い集団という雰囲気です。
でも練習中の笑顔は絶えず、「ダンスを楽しむ」という基本姿勢を感じさせます。
やっぱり結果を出している学校はどこかが違う!
青のハーフパンツが1年生、緑が2年生に分かれての練習。
1年生は10月の初ステージて向けて、ソーラン節なども練習。
(ソーラン節はダンスの基礎力を高めるのに良いそうです)
2年生は発表会へ向けての振り付け練習です。
男子のアクロバティックな姿も見れました☆
残念なことに、少子化の影響と校舎の老朽化により、同校は平成30年に他校と統合され、現在の1年生が市立川口高校生として卒業する最後の生徒だということです。
学校はなくなっても、市立川口の伝統と精神は残る!!
貴重な貴重な市立川口のダンス部の一日を垣間みれた、ダンスク!レポートでした!
詳しいレポートは次号『ダンスク!』3号(11/16〜配布)に掲載されます。
最後に、元気すぎる市立川口「CREW DANCE」の挨拶をどうぞ!