「高校生ダンスコンテスト -DANCE IN MOTION 2016 spring-」全チーム速報レポート!!!
2016.03.20 REPORT
11)千葉経済大学付属高等学校:DM〜煉華〜【ミュージックカレッジ賞】
パンキング&ソウルを基調に、創作ダンス的な構成を目まぐるしく見せていく大人数チーム。シンクロ率の低さやスキルのバラつきは見られるものの、この伝統を守った今後にも期待できる。衣装と仮面とダンスのマッチングが効果的。
12)都立武蔵丘高等学校:Dippper
定番とも言える「宇宙」「ロボット」をテーマにした1年生チーム。ストーリーや展開に凝ったところが逆に伝わりにくさを生んでいる気がするが、まずは自分たちが得意なステップを組み上げて、そこにテーマやストーリーを加味して行く作り方が望ましいだろう。
13)桜丘高等学校:VIERA
3分クッキングをパロディにした可愛らしくてコミカルな15人チーム。発想力やチーム力があるので、今後はアイソレ、筋トレ、体幹トレなどをしっかりこなしていけばどんどんダンス力が上がるだろう。
14)県立川越南高等学校:J☆CATS
アフリカをテーマにした衣装とメイクで、おなじみの「情熱大陸のテーマ」をリズミカルにこなしていく。踊りの幅や総合レベルは高いが、やや生真面目に詰め込みすぎな感もあるので、ひとつひとつの動きを丁寧にできるように余裕を持って構成したい。
15)二松學舎大学付属高等学校:Butterfly effect
関東では珍しいポッピンスタイルの強豪校チーム。昨年から始めたばかりというポッピンだが、ウェーブ、ヒットともに精度高く、専門ジャンルに懸命に打ち込んできた様子が見て取れる。ファッションセンスも高く、オールドスクールダンスをフレッシュなイメージで見せている。
16)錦城高等学校:KBZ
個々のスキルやアクロバットで見せる、ストイックな男子ブレイキンチーム。スポーツではなくブレイクダンスに情熱を燃やす男子高校生の汗と情熱。衣装や髪型を含めた演出に凝っていけるとより効果的だろう。
17)都立小山台高等学校:TEDDY
女子ダンス部の古き伝統を感じさせるような創作ダンスチーム。「雪柳が人間に恋をするせつなさ」という難解なテーマを呼吸の揃ったシンクロで見せていく。ジャズダンスのしなやかさやメリハリや稼働域に幅が出てくると、より表現の深さは増していくだろう。
18)文化学園大学杉並高等学校:文大杉並Spirit
ストリートカジュアルな衣装がフレッシュな女子チーム。今後は、初心者がシンプルな振り付けをしっかりと揃えていくというレベルからの脱却をぜひ図りたい。こちらも曲ミックスの音量バランス調整に注意!
19)千葉敬愛高等学校:GRANΣ
和の音やJ-POPなどを使い意外性のあるオープニングから、衣装のからくりで表情を変えていき、最後は得意のヒップホップへ。やや消化不良な部分もあったため、一番の見せ所を強く意識できるとより良いだろう。
20)都立狛江高等学校:BAM【準優勝】
同校得意の大所帯のフォーメーションや構成の使い方、曲・衣装・ダンスのマッチングも完成度高い。「スマホの中のエージェント」というコンセプチュアルなテーマを見事に表現した。