「高校生ダンスコンテスト -DANCE IN MOTION 2016 spring-」全チーム速報レポート!!!
2016.03.20 REPORT
21)駒澤大学高等学校:Villainess
全体の統一感や統率感は高いが、ウェーブを中心にした前半の精度はもっと上げたいところ。ワングルーブで進む構成のため、徐々に盛り上げられるような意識を持つとより良くなるだろう。
22)実践学園高等学校:Beat $ Box
衣装・選曲・ダンスともにバランス良く、高校生チームとして非常に好印象。フォーメーションにも意外性があり、安定と裏切りを行き来する構成が素晴らしい。
23)山村国際高等学校:Gold☆wings
さながらオペラ座の怪人のような創作ダンス系のチーム。ROCKのビートも力強く表現されており、ドラマティックなテーマを伝える意識の高さと統率感が素晴らしい。
24)埼玉栄高等学校:INFINITY
まるで関西の強豪チームのようなパワーと気合いを感じさせる大人数チーム。赤黒のストイックな衣装ながらも体幹の強さがダイナミックさを生んでいく。自分たちができることを精一杯振り絞っている姿が、この部の充実ぶりを感じさせる。
25)さいたま市立大宮西高等学校:Radient
ストリートトレンドをたっぷり吸い込んだ衣装とダンス。圧縮音源を使っているためか、曲のビート感に対するダンスの強弱のアンバランスが気になるところだが、本番へのテンションの持って行き方はよく訓練されている。
26)桜丘高等学校:VICTAM
この日初のロッキンチーム。初心者には取り組みやすいロッキンだが、見せ方は非常に難しい。ソウルフィーリングやファンキーな体使いを研究して、動きへの感覚を変えていくとどんどん良くなっていくだろう。
27)県立幕張総合高等学校:DOHOPS
まず全員が体が効いていて強い。その上でのダンスのダイナミックさやスピード感が素晴らしい。表裏で色味の違う衣装が表情の変化に効果的。演技時間を長く感じさせるところが、同校の作品の密度の高さと言える。
28)大西学園高等学校:大西学園高等学校ダンス部
1年生チームらしいフレッシュな印象。レベルは高いとは言えないが、選曲・振り付け・衣装ともに自分たちでやったという創作性や気持ちが存分に伝わってくるステージだった。
29)千葉敬愛高等学校:ABLOOS
ストリートダンスのカッコ良さと群舞の迫力、そして創作ダンスの伝達力がうまくブレンドされたパワフルチーム。白・紺・金・赤と、衣装の色の強さを振り付けに効果的に組み込んでいるあたりに、部としての経験の豊かさを感じさせる。
30)都立武蔵丘高等学校:vaCuum【さんぽう賞】
「銭湯」をテーマにしたほんわかカワイイ大所帯チーム。「他と違うこと」を狙う同校の伝統はこの大会のトリを飾るにふさわしいパフォーマンスだと言える。
【結果】
「高校生ダンスコンテスト DANCE IN MOTION 2016春」
【お知らせ】
全国中高ダンス部向けフリーマガジン
『ダンスク!』第4号 3/15刊行!
次号No.5は5月刊行予定