先生たちが作る全日本高等学校チームダンス選手権 小編成優勝は「鎮西高校」
2016.09.20 REPORT
16:名古屋経済大学市邨高等学校
バスケネタから始まり中盤は高度なヒップホップのユニゾンへ。ソロプレイヤーも良いアクセントに使っている。
17:宮城県古川工業高等学校
はるばる仙台から、デカく踊る意識が気持ち良い女子チーム。華やかさもありフォーメーションも良かったので、ハイライトとなる見せ所をもっと強く意識したい。
18:北九州市立高等学校
デニムでバシッと決めた地元の男子ブレイキンチーム。次々とパワームーブを繰り出し、会場を盛り上げまくる。汗と青春のブレイキン!
【3位】
19:奈良一条高等学校
表情に気合いみなぎるヒップホップチーム。和や雷鳴をモチーフにしながら体幹で踊ってグルーヴする。やや早取りな部分を改善したい。
20:盈進学園東野高等学校(埼玉)
ダークな魅力で各大会でも際立っているエモーショナルなパフォーマンス。照明効果のないステージのため不利な部分もあったが、さすがのシンクロとスピードで圧倒した。変化のための表情のバリエーションがあと2つ3つ欲しいか。
21:桜丘高等学校(愛知)
中部のストリート校は、ミドルスクールの匂いたっぷりのパフォーマンス。ダンススタイルだけでなく、「らしさ」にこだわったディティールや、あくまでダンスを楽しむスタンスが素晴らしい。
【優秀賞】
22:鎮西高等学校(熊本)
熊本の強豪校は大歓声のなか圧倒的なパフォーマンスを披露。ストリート系ジャズ曲に乗せて、スタイリッシュな衣装と振り付けをスリリングに涼やかに展開した。プロのショーケースとしても通用するレベル。
【優勝】
23:天理高等学校(奈良)
続いても高校生離れしたオシャレ感が印象的なチーム。都会的なノリの楽曲に多ジャンルのスタイルを自然に溶け込ませる振り付けセンスも出色だ。
24:仙台城南高等学校(宮城)
これはダークホース的な存在の登場! 基本的なダンス力やフィジカルの強さに加えて、表情と緩急で見せていく余裕にはもはや別格感がある。
【優秀賞】
25:大阪府立箕面高等学校
本格的なポップ&ヒットのパワーで、今年も各大会で独特の存在感を示した同校。このチームのレベルの高さは、ある意味で関西ダンス部の強さを象徴しているかのよう。
【準優勝】
26:精華女子高等学校(福岡)
しなやかさとウネりの魅力が満載のソウルダンス、女性らしいワッキングの気持ち良さ。メンバーの爽やかさもあって、高校ダンス部が目指すべき1つの形を表現している。
【優秀賞】
27:東海学園高等学校(愛知)
ヒップホップをベースに、千手観音やタットやアクトバット等でアクセントを作る。衣装の裏表の違いも効果的だった。
28:日出高等学校(東京)
シアトリカルな6/8拍子の曲に合わせ情熱的にオープニングし、持ち前の表情力とキレとユニゾンでスピーディに畳み掛けた。
29:大阪府立山本高等学校
土臭いアフリカ系のファンク曲にハウスのステップを合わせるというオリジナリティのあるアプローチ。コンペティション向きではないが、ダンスの可能性や自由さを表現できている点はピカイチ。カッコいい!
【最優秀テクニック賞】
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レポート:石原久佳(ダンスク!)