箕面高校と鎮西高校が優勝!2018年「全日本高等学校チームダンス選手権」出場チームレポート!
2018.09.19 REPORT
ダンス部顧問の先生方が運営するダンス部大会「全日本高等学校チームダンス選手権」
第8回にあたる今年も全国での予選を経て、北九州メディアドームにて9/16に決勝大会が開催された。
>>一昨年のレポートはコチラ
ダンス力を評価する大会だけに、全国から実力派・本格派のチームが、小編成29チーム、大編成27チーム勝ち登った。
都合により、小編成部門の途中からの取材となったが、出場チームのパフォーマンスを見ていこう。
レポート:石原久佳(ダンスク!)
*審査員:
・プロダンサー:4名
・高校ダンス部顧問審査員:6名
*審査基準:
・ダンス技術:40点
・音感技術:30点
・構成技術:30点
*参加校
・予選:163チーム
・決勝:55チーム
〜小編成部門(12人以下)〜
16)柳川高等学校(福岡)
怪しげな冒頭からミドルスクールなヒップホップへ。ロックも織り交ぜてダンスの楽しさを凝縮させたパフォーマンスだ。頭に人を乗せて回す逆ヘッドスピンに驚き!
17)大阪府立渋谷高等学校
グルーヴ力満点、ウェッサイな魅力ぷんぷん。いつもながら、体を大きく効かせた動きが素晴らしい。シンプルイズベストの強さ。
18)宮城県古川工業高等学校
こちらも力強いヒップホップ。心から音楽を楽しんでいる雰囲気が良い。女子高生らしさとヒップホップのカッコよさが融合した。
19)専修大学附属高等学校(東京)
ハウスダンスにこだわる専大付属は本大会初出場。アフロ姿と民族衣装もかわいくてハウスとの相性が新鮮。難しい1曲使いを持ち前のグルーヴで押し切った。
20)東海学園高等学校(愛知)
アイディア溢れるフォーメーションと構成力。スキル、パワー、表現力がバランス良く整っている。
21)鎮西高等学校(熊本)
日本ダンス大会優勝。ソロのピアノ演奏曲にダンスでリズムを作るという難関アプローチ。ビバップやハウスなどを混ぜたステップワークもハイレベル。音の取り方も多彩だが、どこまで観客にリズムが伝わったかが課題か。
22)大阪府立山本高等学校
ハウスダンスにこだわる出場常連校。粘っこいノリやスイング感が心地よい。ソロ回しも良いアクセントになっていた。
23)沖縄県立北中城高等学校
力強いロックダンス。衣装も含めギラギラした魅力が印象的だ。
24)桜丘高等学校(愛知)
ミドルスクールの普遍的な魅力と楽しさを追求。やんちゃさや遊び心に会場を味方にするようなパワーがある。踊りの大きさは練習の賜物だ。
25)日出高等学校(東京)
キレと細かい音取りが特徴的でアクロバットもインパクト大。欲を言えば、音楽、表情、衣装などのバランスや世界観の統一感に一考の余地有りか。
26)大阪府立箕面高等学校
相変わらずの唯一無二のエグいノリとパワー。押せ押せで一辺倒ではなく、抜いたようなファニーな愛嬌もあって魅了される。
27)福岡工業大学付属城東高等学校
トレンドの三浦大知〜シッキンスタイルをベースにスタイリッシュに決めた。非常によく研究・練習されていて、独自の存在感を放っていた。
28)仙台城南高等学校(宮城)
高い集中力と芸術性が観客の心を鷲掴みにする。ダンスを超えた表現を追い求めているような高い志を感じさせる。
29)大阪府立摂津高等学校
大阪らしいソウルフルなダンスで構成。チームのまとまりも良くしっかりと練習されている。