HIGH SCHOOL DANCE COMPETITIONファイナル優勝は大阪府立登美丘高校「色男ダンス」
2019.04.21 HIGH SCHOOL
高校ダンス部大会「HIGH SCHOOL DANCE COMPETITION」
ストリートダンスイベント会社であるアノマリーが2015年から手がける大会で、全国予選ののちに両国国技館で開かれるダンスイベント「DANCE ALIVE HERO’S」にて決勝が行われる。
今シーズンのファイナル出場校は、関西地区から大阪府立登美丘高校、中部地区から桜丘高校、関東地区から日本大学明誠高校。
決勝戦は、出ハケのできない360°ステージで、高校ダンスに全く予備知識のない外国人ジャッジで行われるのが特徴だ。
1チーム目は登美丘高校。
昨年の夏シーズンから続く「色男ダンス」のネタで挑戦だ。
随所にある小道具使いや笑いの演技はやはり登美丘ならでは。会場もどっと沸くエンタテインメントを披露した。
2チーム目は強豪ひしめく関東地区を抜けてきたダークホース、山梨の日大明誠高校。
トリッキーなフォーメーションと無機質な世界観が芸術性高い。
3チームは桜丘高校。
ストリートの雰囲気と遊び心をしっかりと結果に結びつける強さは中部地区随一。
ニュージャックスイングの心地よいグルーヴ感がダンスの楽しさと自由さを伝えてくれた。
結果発表は各チームの得点が発表される形で行なわれ(60点満点)、
登美丘高校=57点
日大明誠高校=47点
桜丘高校=46点
ということで、優勝は登美丘高校!
エンタテインメント×アート×グルーヴと、それぞれ武器が異なる対決となったが、その多様性こそが高校ダンスの面白さ。
得点結果ほど3校に差はなかったように感じたが、オリジナリティとエンタテインメント性を重んじる外国人ジャッジだからこその結果と言えるだろう。
優勝した登美丘高校のakaneコーチからコメントをもらった。
「優勝の自信はありましたが、完璧なパフォーマンスを目標にしていたのでそれが達成できて良かったです。昨年の夏からのメンバーは半分ぐらい。しっかり踊り込んで練習の結果が出せました。今後ですか? “世界”を目指したいですね!」
登美丘高校、優勝おめでとう!