ダンスタ関東甲信越大会(A・Cブロック)から注目チームをピックアップ!

2019.08.09 HIGH SCHOOL

スモールクラス

 

1)中央大学附属横浜高等学校
スモールクラスならではのメンバーのキャラの持たせ方でストーリー展開する。演技力が増せばもっと魅力が出るはず。

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4)昭和第一学園高等学校
キレ、グルーヴ、音取り、ユニゾンすべてが高レベル。不敵な笑みも観客をつかんでいた。

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5)東京都立白鷗高等学校
TRFの曲でワックからの4つ打ちでストイックにステップを踏む展開。もう1つ見せ場があっても良かったか。
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6)千葉県立特別支援学校流山高等学園
一生懸命練習し、勇気を持って大会に出場し、ダンスを真剣に楽しんでいる様子が伝わってきた。彼らが大会に出場した意義は大きいと思う。感動しました。DSC00471

 

 12)浦和学院高等学校
ゲーム音楽を使った選曲や曲ミックスの意外性が面白い。音取りも気持ちよいが、オーソドックスなダンスを曲によって引き立たせている好例。

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14)神奈川県立小田原高等学校
チームワークと雰囲気作りがバッチリの女子クルー。

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15)品川エトワール女子高等学校
鏡の小道具をコンセプチュアルに活かした作品。独創性と創作意欲がパフォーマンスに迫力を出している。

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16)駒澤大学高等学校(東京)
一気に会場を空気を変えてしまう演出と集中力がすごい。ビートの合間を縫うような音取りや、フロアワーク、スカートの裾の軌跡など全てが引き込ませる。DSC00565

 

18)神奈川県立大和南高等学校
関東には珍しい直球型ロッキンチーム。キレとグルーヴとファンキーさが溢れ出ていた。

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19)二松學舍大学附属高等学校
スピード感と躍動感、選曲&衣装のセンス、安定感とサプライズの交錯、超高校級のストリートダンスを見せてくれた。

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21)千葉県立市川昴高等学校
しっかりとしたスキルの上での演出とコンセプトなので、安心して見てられる。後半のヒップホップから衣装を変えても良かったかも。 DSC00688

 

27)東京都立高島高等学校
音取りの緩急が良く、その気持ち良さをメンバーが共有しているので、多少のズレがあっても気にならない。

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28)群馬県立伊勢崎清明高等学校
高校ダンス部の大会とは思えないセクシーさとパワー。まさにブチかまし!といった迫力。

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31)山村学園高等学校(埼玉)
今年はアニーをテーマに、同校得意の速い展開とフィジカルを活かしたダイナミックさ。

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【Cブロック結果】

〜ビッグクラス〜
優勝:二松學舍大学附属高等学校(東京)
準優勝:駒澤大学高等学校(東京)
3位:東京都立王子総合高等学校
入賞
神奈川県立光陵高等学校
東京都立大森高等学校
山村国際高等学校
神奈川県立市ケ尾高等学校
神奈川県立横浜平沼高等学校

〜スモールクラス〜
優勝:二松學舍大学附属高等学校(東京)
準優勝:群馬県立伊勢崎清明高等学校
3位:山村学園高等学校(埼玉)
入賞:
浦和学院高等学校(埼玉)
品川エトワール女子高等学校(東京)
駒澤大学高等学校(東京)
神奈川県立大和南高等学校

 

〜Cブロック ポイント所感〜

★和的な音や表現の多さ
毎年何かしらの「カブり」はあるのだが、ここはオリンピックに向けてのムードでしょうか。

★ステージの外へ熱を
大会にかける思いは一緒。でも伝わらないとしょうがない。電子レンジのようにステージ内に熱気がこもっているチームが見られた。伝達力、伝導力、エネルギーの放出を考えよう。

★出だしに集中!
審査は機械的に進めているので、出だしがダメだとある意味リカバリーできない。出だしに最大集中。観客の興味をつかむ。そして、そこから上げるギアを2つは用意する。

★バランス感!
音・ダンス・衣装のバランス感が肝要。衣装は2曲目に合わせるのではなく、出だしの世界観でバチっと合わせること。衣装が与える印象にもっと気を使うべし!

★観客の目線に刺激を
観客の目線を意識する。焦点を変えて目を散らすことは刺激になるが、やりすぎると観客が混乱し、興味を減衰させるので注意。

★既視感?未視感?
見たことがあるものより見たことないものを見せる方がプロのジャッジには有利に働く。反面、見たことあるものをある水準以上に見せるのも高得点につながる。

★踊らない時間で見せる
入賞したチームは「踊らない見せ方」がうまかった。お笑いと一緒で、ダンスも緩急、緊張と緩和が大事だ。踊らない箇所、踊らない人をあえて作って、踊りを効果的に見せよう。

 

レポート:石原久佳(ダンスク!)
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