感情が見えるダンスを伝えたい!ルックスとスキルで人気上昇のダンサーNAnA(KikiRara)に注目!

2017.07.01 INTERVIEW

キッズダンスから部活ダンス、大学サークルのダンス、そしてプロまで、一番人口比率が高いのが、女性のヒップホップ〜ジャズのダンサーだ。

だからこそ、そこで目立って抜け出た存在になるのはなかなか難しい!

トップになるには、スキルはもちろんのこと、個性やファッション性、ビジュアル、スタイル、作品力や演出力なども高いレベルで問われる。

そういう意味で、ここ最近で目立った存在のチームが「KikiRara」だ。

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個性豊かな4人のメンバーが王道のダンスナンバーを使って、しなやかにパワフルにセクシーに踊る。
一見どこにでもいそうなスタイルなんだけど、他とはまったく違う存在感で中高生のファン急増中!

女子にとっては憧れのチームだし、男子もスキルとルックスが好きになるっていう存在だね。

 

まずは動画でそのダンスと個性を見ていこう!

こちらは、2年前のイベント「超DANCE@HERO」のステージ。
確かなスキルを感じさせる動きに、激しいフォーメーションチェンジ、静と動のコントラストを見せる演出力ものぞかせます。

 

そして次は今年のDANCE ALIVE HERO’Sより。
チームとしてもこなれてきて、表現が一気にエモーショナルになってます。

 

KikiRaraはメディア活動も盛ん。ショップのSPINNSとコラボした映像では、さまざな表情と個性とルックスの良さが伝わってきますね!

 

そんな個性派のメンバーの中でも、キュートな存在感でキラリと光る「NAnA」にインタビューしてきました!

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まだ高校を卒業したばかりの19歳だけど、話しぶりはとても大人びていて、しっかりした考えとスタイルを持った素敵な女性でしたよ!

 

ダンスに気持ちが入っていることが素敵

*ダンスを始めたきっかけは?
昔からよく歌って踊る子だったらしくて(笑)、洋服も好きで、衣装チェンジしては踊って、というのを親が見ていて、5歳の頃にスポーツセンターのダンスクラブに入れてくれたのがきっかけです。
とにかく、面白いことをするのとかが好きで、やんちゃな感じでした。意味もわからない英語の歌詞を口ずさんでたり(笑)。小学校1年生のときには、本格的にダンスを習うために、親がダンススタジオに通わせてくれたんですよね。
週に3回くらいやってたけど、とにかく当時は人が多くて競争も激しかった。最初の発表会のときに端で踊っていて、次の発表会では真ん中のグループの端で踊って、その次の発表会ではセンターをもらえて……がんばると結果がついてくるところに燃えていましたね。それからスタジオの特待コースにも入れて、選抜にも選んでもらってコンテストに出たりとか。とにかく、昔は負けず嫌いでしたね。言われてもやらないけど、隠れてめっちゃ練習してたタイプです。

*どうやってダンススタイルはできてきた?
中3くらいのときに、それまでは重いヒップホップやジャズをやっていたのですが、昔ながらのジャンルよりもニュースタイルのダンスをやりたいと思って、当時通っていたスタジオをやめて別のスタジオに通い始めたんです。
そこのスタジオのダンサーHIGEさんの表現力のあるダンスには影響を受けましたね。邦楽で踊るし、日本が大好きで、私にとってはパパみたいな存在なんです。人柄にも惹かれましたね!
スキルがある人ってすごいと思うんですけど、私のダンス観や価値観では、それだけでは何も思わないんです。HIGEさんはまさしくそうですが、とにかくダンスに気持ちが入っていることが素敵だなと思うんです。作品見るときも、テーマが見えたりするとぐっときます。
踊ることは誰にでもできることだけど、そこに感情を出したり、自分の中身を出すって恥ずかしさとかもあるんですけど、素敵だと思います。逆に、踊れてなくても感情を出せている人に目がいっちゃうぐらいですね。

 

ダンスで生きてきたプライドは譲れないです

*KikiRara結成の経緯は?
もともとMIKUとはワークショップで仲良くなって、その頃舞台の仕事ででKURUMIとも仲良くなったんです。そして、当時通っていたスタジオで私が一番うまいと思っていたのがHINAMIだったんです。その3人を集めて4人で組んだのがKikiRaraです。自分がうまいと思った子に声をかけて集まったメンバーなんですね。
チームのコンセプトは「今までにないような、誰の真似でもない、おしゃれなチームをやりたい」と話していました。4人とも違うダンスをするし、個性があるから、それがうまく合わさっていい作品を作れていると思います。
結構冷静なところもあると思います。コンテストで勝っても反省点を言い合うし、2位ですごく落ち込むし、絶対天狗にはならないチームですね。

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▲左から、KURUMI、MIKU、NAnA、HINAMI

*今後は?
今はまだ、いろんなことを頑張らせてもらっているので、できることは一生懸命がんばりたい。KikiRaraのチームの色や存在をもっと知ってもらって、自分より年下の子たちに何か伝えられたり、あとに残せる何かできればいいなと思います。
チームでは「感情」をすごく大事にしているから、その大切さを生徒たちにももっと伝えていきたいです。私たちは、ダンスで生きてきた人たちだから、そこのプライドは譲れないので、歌とかをやるつもりはないですけど、メディアにも出れるような綺麗さやおしゃれさを持ったチームでいたいですね。
個人ではみんな好きなことをやっていくと思います。私もまだ、いろいろと探している途中なので、ダンス以外にも、自分に合ったものがあるならいろんなことにチャレンジしていきたいですね!

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インタビュー:石原久佳(ダンスク!)



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