【ダンスタバトル東日本】絶対王者・二松学舎大附属を破って初優勝を遂げたチームは…?
2025.12.29 HIGH SCHOOL
ダンススタジアム バトルトーナメント東日本大会
2025年12月26日@板橋区立文化会館
ついに!10連覇の絶対王者・二松学舎大附属が破れる!
二松を決勝戦で破り、初優勝を手にしたのは宮城県の新鋭・聖和学園!!



年末のダンス部風物詩と言える、ダンススタジアム冬の公式大会「バトルトーナメント東日本大会」。
脅威の10連覇を達成している、二松学舎大附属を破るチームが現れるのかが、ここ数年の注目点とも言える。
それほど、二松学舎の2チーム「チーム二松」と「Butterfly effect」は、毎年盤石の強さを見せていた。

ただ、大会を重ねるごとに、打倒に燃える他校がどんどん力をつけており、今大会ではなんと「チーム二松」は2回戦で姿を消した。
残るは「Butterfly effect」。王者の意地を見せるかのように強力なルーティンと、圧巻のソロで決勝まで勝ち上がる。
他に今大会で目立った学校は、練習量と意気込みを感じさせる白鵬女子、強気なバトル精神で勝ち上がった上鶴間、個性とジャズ技で際立つ日体大荏原、ブレイキンでインパクトを残す武蔵村山、チーム作品とは違う力強さが意外だった細田学園などなど。





上位に来るほど、普段の練習でどれだけバトルに親しんでいるか、バトルの経験値があるかが問われてくる。また脳と体のスタミナや、チームとしてのコンビネーションの豊富さも肝要だ。
要するに「バトル慣れ」している、勝ち方をわかっているチームやソロプレイヤーの存在が、ジャッジの気持ちを惹きつけるのだ。
聖和学園「rutlocus」は、今年のハイダンやチームダンス選手権でも独自のカッコ良さを発揮していた男子チームで、HIPHOPに加えてHOUSEのステップが力強く特徴的だ。このチームに限っては、バトル特化のダンスというよりも、音楽と自己とを一体化していくナチュラルなフィーリングこそが、強敵「Butterfly effect」を破り、優勝を攫った要因に思える。


回を重ねるごとにハイレベルとなり、新鋭校が台頭し、男子の活躍もますます目立ってきた。
チーム作品だけでなく、バトルの方もダンス部は新時代に入った感のある、2025年を締め括る大会だった。
レポート:石原ヒサヨシ(ダンスク!)
【結果】
優勝=聖和学園(宮城)「rutlocus」
準優勝=二松学舎大学付(東京)「Butterfly effect」
3位=白鵬女子(神奈川)「Obsidian KNY」/県立上鶴間(神奈川)「swag verse」
入賞=県立福島東(福島)「FED」/東野(埼玉)「FLAILL」/白鵬女子(神奈川)「Obsidian N2M」/細田学園(埼玉)「CHERRY BLOSSOM ハゲ鷲」
【追記】
ついに、二松学舎が破れる日が来ました。
しかし大会10連覇という記録はもう二度と実現できない快挙です。
その強さの要因は、部の経験値としてバトル慣れがあるのと、普段の練習からバトルを「楽しみ」として取り入れていることでしょう。
バトルの戦略というのはいくらでもあるのでしょうが、根本は音楽と自己とその場を一体化させ、相手とのセッションで生まれるバイブレーションを楽しむことだと思います。
バトル苦手、というダンサーは、その言葉の強さに怖気付いているだけで、中に入ってしまえば絶対に楽しめるもの。
その場で音楽に反応して体を動かすことは、振り付けのエナジーに必ず影響していきます。
今回の大会でも、初出場のチームや、躍進したチームの姿が多く、非常に頼もしいところでした。
来年もまた、高校生ダンサーのエナジーが爆発するのを期待しています!








