レジェンドダンサー「PEET」が京都でグルーヴ特化型WSを開催!
2026.01.15 HIGH SCHOOL
現役プロダンサーの中で「レジェンド」と言われる存在がPEETさん。
Be Bop Crewという伝説のダンスチームの所属で、1980年代からストリートシーンで活躍。「ダンスの神様」こと故・坂見誠二さんの意志を継ぎ、さまざまなダンスコンテストのジャッジを務め、世界中でワークショップを開催している。
抜群の身体能力を活かしたBREAKIN‘で頭角を現わし、30代にはPOP DANCEを習得。
今はLOCK DANCEを主に「グルーヴ」を追求したダンスを普及している。
「今の若いダンサーにはLOCK(カタチ)はあっても、DANCE(グルーヴ)がないんです」
と語り、その醍醐味を知って欲しいと、先日12月14日に京都にてダンス部合同のワークショップを開催した。

場所は京都文教高校の体育館で、同校もLOCK DANCEを長年取り組んでいるだけあり、今回のワークショップを楽しみにしていたそう。他校からも、意識の高い高校生ダンサーが集まってきた。


まずはリズムの確認から。
LOCK DANCEは何と言っても、16ビートの細かいリズムを感じていることが大事。
ステップと手の動き(ペーシング)の組み合わせを変えることに、高校生も苦戦!?


そして、グルーヴの解説へ。
PEETさんは、グルーヴをラーメンに例える。
「例えば評判のラーメン屋があるとするとじゃない。なんでうまいのかな? 麺かな?味付けかな?具なのかな? …いやいや、うまいラーメン屋は出汁(ダシ)が違うんだよ!」

「LOCK のカタっていうのは YouTube なんかで広まりやすい。覚える⽅も、アイテムをゲットする感覚で、次々にカタを覚えれば、マスターしたつもりになってしまう。でもそこで置き去りにされているのが DANCE の部分、グルーヴなんだよね」
ラーメンで例えると、出汁がグルーヴであり、麺や具がカタにあたる。
他とは違う、何度⾷べても(⾒ても)飽きない。どんな具や麺が乗ってもうまさを引き出す。その秘密は、出汁であり、グルーヴというわけだ!
実際にLOCKの定番の動き「スクーバー&ホップ&キック」で、グルーヴの有無を解説する。

グルーヴ(出汁)があるほうが動きの揺れや余韻が大きく、ない方が動きが硬い。
グルーヴがあるダンスを見ていると、こちらも自然に体が揺れていくような感覚がある。

早速みんな見よう見まねでトライするが、なかなかすぐに掴めるようなものではない。
「今日だけでは、なかなかグルーヴを得るまでは、出汁をとるまではいかなかったけど、その違いや重要さは感じてくれたと思うな」
グルーヴを追求することは、終わりのない旅のようなもの。
だからこそ、ずっとダンスを続ける楽しみが見出せるし、一人で踊る楽しみも得られるはず。

今回のWSで、その入り口に立った高校生たち。
ぜひ今後の活動で、グルーヴを活かした作品を作っていって欲しい!









