9/7【直前予想】ダンススタジアム【究極のスタイル対決】全国決勝大会

2025.09.04 COLUMN

いよいよ今度の日曜(9/7)に迫った、ダンススタジアム(第18回 日本高校ダンス部選手権)全国決勝大会。

昨年より、決勝大会だったパシフィコでの大会が「準決勝大会」と位置付けられ、別日で「決勝大会」として片柳アリーナで行なわれ、その模様は後日にフジテレビ系列バラエティ番組で放映された。今年も、同スケジュール・同会場、おそらく同じ座組で行われるのだろう。

直前となったが、優勝候補を含めその予想をしていきたい。

レポート:石原ヒサヨシ(ダンスク!)

 

決勝でのジャッジの違い

 

昨年通りならば、準決勝大会と決勝大会はジャッジが異なる。
ダンスタジアムなので、ストリート系とコンテ系、新旧の世代から、バランス良くキャスティングされるのだろう。

よく「ジャッジが違えば結果は変わる」などと言われるが、筆者としては半分正解で半分そうじゃないと思う。
要は「ズバ抜けたパフォーマンスは、誰がいつ見てもズバ抜けている」のだ。
昨年も、優勝チームは準決勝大会の1位通過チームであったし、以下もほとんど準決勝の順位が変わることはなかった。
>>昨年のレポート記事

というところから、競技としての決勝大会の意義は問われるところがあるのだが、出場するチームには、ジャッジや出演順のせいにせずに、正々堂々とそれぞれのパフォーマンスをブツけあってほしい。

まずはSMALLの決勝進出チームを見ていこう。


SMALLは最新スタイル系対決!?

 

【SMALLクラス決勝進出校】
1位通過:中京大学附属中京高等学校(愛知)
2位通過:目黒日本大学高等学校(東京)
3位通過:二松学舎大学附属高等学校(東京)
同率4位通過:三重高等学校(三重)
同率4位通過:柳川高等学校(福岡)
6位通過:武南高等学校(埼玉)
7位通過:愛知工業大学名電高等学校(愛知)
8位通過:新潟県新潟清心女子高等学校(新潟)

>>準決勝全チームレポートはコチラ

パフォーマンス順は8位〜1位の順となる。
ズラリとスキルの優れた強豪校が並んでいるが、ダークホースとしては「中京大中京」と「新潟清心女子」をまず取り上げたい。
「中京大中京」はクイーンの名曲でスキのない構成力。スタイル系のトレンドのダンスも汲みつつ、観客を共感させる訴求力に満ちている。同系統のスタイルで、より個性とパッションに優れた「目黒日大」がどこまで拮抗できるかが見どころだ。
「新潟清心女子」は創作ダンスチームで、スカートを巧みに使った独創的な作品。同様にクセのある「三重高校」のユニークさや「武南高校」の元気印ブレイキンチームも侮れない。
ストリート感覚抜群の「二松学舎」、作品力に優れた「愛工大名電」や「柳川高校」の仕上がり具合も見逃せない。


BIGは究極のスタイル対決!?

 

続いてはBIGクラス。

【BIGクラス決勝進出校】
同率1位通過:日本大学明誠高等学校(山梨)
同率1位通過:帝塚山学院高等学校(大阪)
3位通過:同志社香里高等学校(大阪)
4位通過:関西大倉高等学校(大阪)
5位通過:東京都立狛江高等学校(東京)
6位通過:大阪府立柴島高等学校(大阪)
7位通過:関西学院高等部(兵庫)
8位通過:細田学園高等学校(埼玉)

>>準決勝全チームレポートはコチラ

通過順位通り「明誠」と「帝塚山」の一騎打ちになるのではないかと予想する。

小箱を使った場面展開を感動的に構成する「明誠」に、超高校級の技術力・表現力と圧巻のリフトでクライマックスを作る「帝塚山」、両校ともに「この学校にしかない」独自性が突出している。
「スタイルが勝敗を作る」という格闘技の言葉があるが、最新ストリートvs創作の構図となるダンススタジアムならではの究極スタイル対決は非常に楽しみだ。意外に、優勝チームが圧倒する形で終わるのではないかと予想している。

他のチームも個性豊かな強豪校ばかり。
BIGクラスは作品の完成度とバランスがまず大事で、要は減点されない作品であることなのだが、その意味では「同志社香里」「狛江」「柴島」「関西学院」はどれもスキがない。
各校ともに共感力とテーマ性のある楽曲チョイスがまず素晴らしく、群舞としての見せ方やエネルギーの出し方は見習うべきところが大きい。この辺は配信や動画ではなく、ぜひ現役高校生も直接会場で勉強してほしいところだ。

また「関西大倉」や初出場「細田学園」の神秘的な表現力に、どこまで爆発力があるか個人的に期待している。

全国の高校から選び抜かれ、準決勝を勝ち抜き、地方からは再び東京まで乗り込んでくる合計16のチーム。
まずは出場ダンサーに、悔いが残らない全力のパフォーマンスを。

そして、決勝大会を作るまでの大きなメディア力によって、より多く人が高校生の可能性に触れてもらうことを期待している。

 

レポート:石原ヒサヨシ(ダンスク!)

 



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